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物流事業の従事者に聞いた原価高騰の原因、3位積載効率の低下、2位人材不足・人件費高騰、1位は?

2023.06.23

原価高騰の影響を何でカバー、補填、または吸収していますか?

「補填できていない」が40.4%で最多となり、利益を削って対応している会社が多いことがわかる。

次いで「サービス料金の値上げ」「経費の削減」が約20%ずつとなった。その後「人件費のカット」「労働時間の削減」が約10%と続き、人材不足とのジレンマが切実な印象を受ける。

その一方で、デジタル化や取引先の見直しなどの業務プロセスの改善は、あまり進んではいない状況も見えてくる。

原価高騰のカバー、補填の取り組み〈従業員規模別〉

小規模の会社の方が補填できておらず、また、サービス料金の値上げがしづらいことが推測できる。

実施した補填策のうち、効果が出たものは何ですか?

こちらも「補填できていない」企業が最多となっている。

補填策のうち、効果があったものは「サービス料金の値上げ」「経費の削減」が多い半面、「人件費のカット」「労働時間の削減」は実施企業の6割ほどしか効果が出ていないようだ。

調査まとめ

原価高騰による影響は多くの企業に出ており、補填策をもたず、利益の低減を容認するしかない企業が多数であることが判明した。

補填策も、サービス料金の値上げや経費削減などの代表的な取り組みが多く、デジタルの活用や取引先を変えるなどのサプライチェーンの構造まで手を加える会社は少数であるようだ。

これは、原価高騰の原因の1つでもある『人材不足、人件費高騰』もあり、対応力が不足している、対応する人がいないことが考えられ、悪循環化が生じていることがわかる。

これらの問題は、2024年問題においてさらに深刻化することが予想されるところであり、業界全体の課題として模索していく必要があると言えるだろう。

関連情報
https://logipalette.jp/journal/412/

構成/清水眞希

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