LGが4K解像度、144Hz駆動に対応した31.5型ゲーミングモニター「32GR93U-B」を発売

LGエレクトロニクス・ジャパンは、ゲーミングモニター「LG UltraGear」シリーズの新モデルとして、31.5インチの「32GR93U-B」を6月下旬に発売する。価格はオープン。予想実売価格は120,000円前後。

「LG UltraGear」シリーズは、あらゆるジャンルのゲームを快適にプレイするため、高画質による「美しさ」と高速表示による「速さ」を両立する機能を備えた“勝つ”ためのゲーミングモニター。

今回登場する新モデル「32GR93U-B」は、4K（3,840×2,160）解像度のIPSパネルを採用したモデル。応答速度は1ms（GTG）、リフレッシュレートは144Hz、輝度は400cd/m2を実現し、規格団体VESAが策定したHDR映像の品質基準「DisplayHDR 400｣にも対応する。

また、画面のズレ(ティアリング)や、カクつき(スタッタリング)を抑える「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」と「NVIDIA G-SYNC Compatible」に両対応。VRR(可変リフレッシュレート)も可能なため、表示エラーを抑え、よりリアリティあふれる映像で楽しめる。

さらに、フレームバッファを通さず映像を画面に出力することで、遅延を最小限に抑える「DASモード」や、映像の暗くて見づらい部分を認識して、明るく映し出す「ブラックスタビライザー」も採用。ヘッドホンで立体的なサラウンド効果を体験できる「DTS Headphone:X」にも対応する。

主な仕様は、画面サイズが31.5インチ、パネルタイプがIPS、表面処理がアンチグレア、有効表示領域が幅698×高さ393 mm、解像度が3,840×2,160ドット、画素ピッチが0.1818×0.1818mm、表示色が約10.7億色、視野角が水平178° /垂直 178°、輝度(標準値)が400cd/m2、コントラスト比(標準値)が1,000:1、応答速度が1ms(GTG)、色域 (標準値)がDCI-P3 95%。

本体サイズは714×501～611×278mm、重量は8.3kg（ともにスタンド含む）。インターフェースはHDMI入力×2、DisplayPort入力×1、USBアップストリーム×1 (USB 3.0)、USBダウンストリーム×2 (USB 3.0)、ヘッドホン出力 (ステレオミニジャック)×1を装備。スタンドはチルト（-5～15°）、ピボット（右90°）、高さ調整（110mm）に対応する。

製品情報
https://www.lg.com/jp/monitor/lg-32gr93u-b

構成／立原尚子