DIME MAGAZINE
暑い季節は、麦茶などの飲み物を冷やして保存しておきたいもの。家族で飲むことや、冷蔵庫に入れることを考えると2リットル容器くらいがちょうどいい。サイズも豊富な「ダイソー」で2リットルサイズの水筒をピックアップした。
2.1リットルの冷水筒
2リットルより少し多めに入る「2.1L冷水筒」は、一見100均ショップの商品とは思えない、しっかりした素材感。価格は、100円（税抜き）ではなく、200円（税抜き）ではあるが、手に取った感じも丈夫そうだ。
2リットルボトルは、見た目に大きな差がないが、使用に関しての注意事項がラベルに書かれているため、確認して目的に合わせて購入したい。冷水筒という名前通り、熱湯を注ぐのはNGだ。例えば麦茶を煮だしてすぐに注ぐと、高温すぎて劣化の恐れがあるため、少し冷ましてから冷水筒に入れ、粗熱をとってから冷蔵庫に保管するのがおすすめ。また、冷蔵庫の収納したい場所のサイズは、購入前に確認しておこう。
注ぎ口は、フラップをワンプッシュするタイプ。ハンドル部分を持ちながら、プッシュするだけのため簡単に注ぐことができる。
蓋の着脱も手軽で、隅々まできれいに洗うことができる。また、広口で底まで洗いやすく清潔に使うことができる。茶渋を放置すると雑菌が繁殖しやすくなるため、しっかり洗えるのはうれしいポイント。
■商品詳細
商品名：冷水筒2.1L
価格：220円（税込み）
原産国：日本
材質：本体 スチロール樹脂/蓋 ポリエチレン フラップ ポリプロピレン
耐熱温度：本体 70度/蓋 60度/フラップ 120度
耐冷温度：本体 -20度/蓋 -20度/フラップ -20度
サイズ：24cm×18.5cm×10.8cm
色違いの蓋で中身をわかりやすく冷やせる冷水筒
飲み物を1種類だけ冷やすときはいいが、2種類以上冷やしたい場合、まったく同じ冷水筒だと、飲み物の色によっては、どちらかわからなくなることもある。実際、筆者の家族は、アイスコーヒーとそうめん用に準備していた出汁を間違えたことがある。
ここまでの失敗をする人は少ないかもしれないが、喉が渇いて急いでいるときにうっかりはあるかもしれない。また、2つ同時に冷やすときに、蓋の色違いで揃えておくと統一感もある。「冷水筒1.9L」なら、蓋の色が白と黒の2種類で見分けやすい。
こちらも使用上の注意をよく読んで、耐熱温度などを確認しよう。このラベルは、両端をテープで留められているだけのため、簡単に外すことができる。
蓋には、開けやすいよう指を掛ける部分があり、簡単に開けることができた。ポリエチレン製の蓋は、少ししなるため、より開けやすい。
気になる使用感は、片手でハンドルを持ちながら、フリップタイプの注ぎ口を開けられるため、よい操作性。こちらも広口で隅々までしっかり洗え、清潔に使うことができる。
■商品詳細
商品名：冷水筒1.9L
価格：白・黒 各220円（税込み）
原産国：日本
材質：本体 ポリスチレン/蓋 ポリエチレン フラップ ポリプロピレン
耐熱温度：本体 70度/蓋 60度/フラップ 120度
耐冷温度：本体 -20度/蓋 -30度/フラップ -20度
サイズ：24cm×18.5cm×10cm
持ち手付きで取り出しやすい2リットル水筒
水筒を持ちやすいよう蓋部分に持ち手が付いた「水筒2L」は、冷水筒ではなく、水筒と書かれている。耐熱温度は80度。やはり、沸騰した状態で、すぐに注ぎ入れることはむずかしいようだ。
しかし70度と80度の10度の差は結構大きく、煮だしたお茶をしばらく放置しただけで、80度なら早めにお茶を入れることができる。日常では毎回厳密に温度を測るのは億劫なので、耐熱温度が高いのは助かる。
蓋部分は、取っ手側のキャップと注ぎ口に分かれていて、分解して洗うことができる。口が狭いのではないかと思ったが、筆者の腕がしっかり水筒の底まで入り、洗うこともできた。
取っ手をまわして注ぐタイプだ。ハンドルがないタイプのため、容量たっぷりでコンパクトに収納できる。本体の形状から、横置きもできそうだが、それはNGだ。漏れる原因にもなるため、縦置きで使おう。
商品詳細
商品名：水筒2L
価格：550円（税込み）
原産国：日本
材質：本体 AS樹脂/蓋 ポリプロピレン
耐熱温度：本体 80度/蓋 100度
耐冷温度：本体 -20度/蓋 -20度
サイズ：30.5cm×12cm×9cm
使うときの注意点
1日の水分補給にちょうどよい2リットルのウォーターボトルは、種類も豊富。ただ、それぞれの使用上の注意事項をしっかり守って使うことが大切だ。使用前に、食器用洗剤を使用し、きれいに水洗いしよう。たわしやクレンザー、また食洗機は使用不可だ。
冷水筒、水筒と名前が多少違うが、耐熱温度が100度のものは見つけられなかった。熱湯を入れたい場合など、使用するシーンを想定し選ぶのがおすすめ。レモンなど柑橘類の皮に含まれるテルペンや油脂によって変質することもあり、ハーブウォーターなどを作るときは、気をつけたい。
今回は、大きめボトルを紹介したが、冷水筒は、さまざまなサイズが揃っているため、冷蔵庫内のスペースと相談しながら、ピッタリのものを選びたい。
ダイソー
https://www.daiso-sangyo.co.jp/
文／林ゆり
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