DIME MAGAZINE
ワンポイントライディングレッスンで達人ライダーになる!?
最後にやってきたのは、全日本選手権で活躍するプロのライダーが、よりカッコよくバイクに乗る方法を教えてくれる『ワンポイントライディングレッスン』のコーナー。今回はUターンのコツを教えてもらいました。
ポイントは
①進行方向へ視線を向ける
②フロントブレーキを使わず、リアブレーキ、クラッチ、アクセルを一定の力で使う
③肩の力を抜く
ということで、まずはコーンの周りをゆっくり旋回する練習からスタートです。
1回目の走行では足をついてしまったのですが、2回、3回とアドバイスをいただきながら走るうちにどんどん簡単に回れるようになっていきます。最後はコーンのすぐ隣を歩くようなスピードで旋回でき、自分でも驚きました。
特にスーパーカブの場合はクラッチ操作ができず、タンクをニーグリップすることもできません。「怖いかもしれないけど、一定の速度で走っている限りは車体が安定するから大丈夫！」と言っていただいたことが自分の恐怖心を破ったように感じます。
自分でバイクの乗り方を研究するのも面白いですが、やはりプロのアドバイスは効果絶大でした！
中にはH2や隼といった、小回りがききにくい車両で参加されていた方もいます。はじめは緊張で体が固くなっていましたが、回を増すごとに全員が上達していくのが目に見えました。
Uターンはツーリングでも頻繁に使うテクニックです。偶然にも、私はこの1週間後にUターンが必須な状況に直面し、さっそくレッスンの内容が役に立ちました。講師の皆さま、ありがとうございました…！
バイク三昧の週末でした！
会場ではご紹介した以外にも、電動バイク走行体験、レーシングマシンデモラン、トライアルバイクショー、HondaGOとその他の企業ブースなどといったコンテンツが楽しめ、まさにバイク三昧な週末となりました。
HondaGO BIKE MEETINGは、ライダーたちが実際に走って参加できるという全国でも珍しいイベント。私を含め、多くの参加者にとって特別な体験となりました。（記事を書いている今も、サーキットでの走行を思い出すと興奮が蘇るほどです！）
大勢で集まってバイクで走る。それだけでこんなに幸せな気持ちになるのだから、バイクってなんて素敵な趣味なのでしょう！自分にとってかけがえのないものであると改めて実感しました。
開催してくださったホンダモーターサイクルジャパン様、鈴鹿サーキット様、ありがとうございました！
文／高木はるか
アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。
高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com
編集／inox.
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