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【カブガールが行く】スーパーカブで鈴鹿サーキットを走ってみた!

2023.06.24

サーキットってこんなに大きいんだ!

時間が来たら、250台全員がピットエリア前に整列して待機し、前の枠とのタイミングを見て走行を開始します。

左側には数えきれないほどたくさんの観客席、目の前には北海道みたいにまっすぐなのに山も畑もない道、右側には大きくてカラフルな看板。いよいよピットエリアから出ると、目に入るものすべてが非日常的です。

一般的に考えると、鈴鹿サーキットに自分のバイクを置くなんて経験は、一生に一度あるかどうかです。出発前の待機中は「今撮らなければいつ撮るのか!」という気分で、何枚もカメラのシャッターを切りました。

そして思っていたよりも早いタイミングで「走行を開始します!」という拡声器の音が聞こえ、右の列から順番に走り始めたのでした。

250台もの小型バイクがマーシャルカーに続いてコースへと繰り出す姿は、さながら親鳥の後を追ってヨチヨチと歩くヒヨコたちのよう。先ほどまでのカッコいい126cc以上の枠とは違い、その姿には「愛くるしい」という言葉がよく似合いました。

──さて、コースへ出てわずか3秒ほどのこと。「きっと高速道路から標識や車線を取り除いたような雰囲気だろうな」という私の予想はすぐに裏切られました。

「ウッ…!幅が広いし見通しが良過ぎる!!!!」これがスーパーカブで鈴鹿サーキットを走っての第一印象でした。

鈴鹿サーキットのコースは世界でも珍しい立体交差からなる8の字のレイアウトで、全体的に細長い形が特徴です。大型車や車にとっては伸び伸びと走れるコースは、90ccのスーパーカブに乗る私にとってはどこまでも、永遠と続くように見えます。

125cc以下の枠では、時速40km前後とスピードも控えめです。コースが大きいのではなく、自分が小さくなってしまったようなフワフワとした不思議な感覚がありました。

徐々に変化が起きて「気持ちいいかも…!?」と感じ始めたのは、コーナーをいくつか抜けてからのこと。

一般道とは違い、サーキットでは障害物や対向車、路面の荒れなどを心配する必要がありません。特に他のバイクと競わないサーキットツーリングにおいては、進むことだけに集中できるため、スルっと気持ち良く走れるのです。

また、コース内は頭上が開けて空がよく見えたのも印象的でした。小型バイクでサーキットツーリングに参加した場合、普段のツーリングと同じ速度域なのに、普段よりも走りやすい環境を走ることになります。スピードが出る125cc以上の枠よりも、周りの景色や環境の違いに注目して走れたのかもしれません。

1周回って最終ストレートまで戻ってきた頃には「あと1周走りたかったな~!」という気持ちが沸き起こっていました。

CL500でサーキットを走ってみた!

続いてやってきたのは、ホンダの最新車両でサーキットを走れるというファン垂涎の試乗会です。今回私が試乗させてもらったのは、CL500!

2023年5月25日に発売したばかりのCL500は、現代的でスタイリッシュなスクランブラーバイクです。鮮やかなカラーのタンク以外はマットブラックで塗装され、街にも郊外にも似合って写真映えしそう!今回の試乗会で最も注目されていた車両のひとつです。

跨ってみてまず感じたのは、意外と足つきが良いこと。

CL500はオフロードも走れるフットワークの軽い車両なのですが、シート高は790mmとそれほど高くありません。加えてタンクとボディが細くてスマートなため、身長156cmの私であっても片足が土踏まずぐらいまでしっかり届いたのです。

アップ気味なハンドルに手を置くと、軽く胸を軽く開くような体勢になります。無理のない姿勢でリラックスして走れそうです。

いざサーキットに入って走り始めると、力強い加速と共に一気に気持ちが昂りました!

先ほどのスーパーカブでの走行も貴重な経験でしたが、やはり大型バイクでの走行は臨場感が違います。ギアを上げるごとに、ギュンギュンと飛んでいるかのようにサーキットを駆け抜けます。心配していたセミブロックタイヤは意外にも安定し、思い通りの滑らかなカーブを描いてくれました。

走っている間は車両の重さを感じないと言ってもよいほどに身軽な印象で、「これがオンオフともに楽しめるスクランブラースタイル!」と大興奮でした。

そしてなによりも、高回転まで回しても振動が少なく快適なのです。今回は短い時間での試乗でしたが、乗る時間が長くなればなるほど疲労が軽減されていることが実感できるはずです。

コース1周があっという間に終わり、大満足の試乗となりました。CL500、話題になっていることが頷ける面白さでした!

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