どこでもショッカー
キッチンカー関連事業を展開するゲイナーズは、同社が運営する「どこでもグループ」より車体後部に客席拡張機能を持たせることで簡単に飲食スペースを作れる次世代ハイブリッドキッチンカー、「どこでもショッカー」の販売を開始した。
「どこでもショッカー」を使用したカフェ(イメージ)
「どこでもショッカー」は、従来のキッチンカーにはなかった「客席拡張機能」によって簡単に飲食スペースを作ることが可能。同機能はキッチンカーの後部に“立ち食い”や“立ち呑み”などの飲食空間を作れる設計となっており、同社によればおよそ5分で設営ができるという。
ベース車は小回りのきく軽トラックで設営も簡単
「どこでもショッカー」のベース車両は軽トラックで、営業場所のスペースを選ばないコンパクトなサイズであることから、街中、オフィス街、イベント会場など、さまざまな場所での営業が可能。
「どこでもショッカー」展開図
また設営にも大きな労力は必要とせず、女性でも5分もあれば飲食スペースを簡単に組み立てられる設計となっているという(特許庁意匠登録済)。
「どこでもショッカー」導入のメリット
「どこでもショッカー」での営業例
同車を導入することで、従来のテイクアウト販売のみの営業スタイルに「客席機能」が付加されることで、夕方からの飲食ニーズにも適応。
同社によれば店舗型飲食店と同等の料理・アルコール・ドリンクという総合的な売上構成を叶えるという。また従来のキッチンカーでは難しかったラーメン・うどん等の汁物の提供も可能となり、事業の可能性が広がることも想定できる。
さらに同社では「従来の“テイクアウトのみ”でのキッチンカービジネスの常識を変え、「テイクアウト+飲食空間の提供」という新しい時代に相応しいビジネスのハイブリッド化を創出してまいります」とコメントしている。
構成/清水眞希