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iOS 17から見えてきた新型iPhone 15と新型iPhone SEを先取り予想

2023.06.21

iPhoneの新モデルが登場するのは毎年9月ごろ。例年6月ごろに行われるアップルの開発者向けイベント「WWDC」にて、最新OSが発表され、それを元に新型iPhoneがリリースされる運びとなっています。

2023年も6月のWWDCにて新OSとなる「iOS17」が発表となり、徐々に次世代iPhoneへの期待が高まっているかもしれません。

そこで、2023年9月に発表されることが予想される「iPhone 15(仮名)」シリーズに加え、次世代の「iPhone SE(第四世代・仮名)」がどのような機種になるのか、予測していきます。

iPhone 15シリーズはiPhone 14シリーズと同様に4モデル展開が濃厚?

まずはiPhone 15シリーズのラインアップについて考えてみましょう。

iPhone 14シリーズは、標準モデルの「iPhone 14」と大画面モデルの「iPhone 14 Plus」、上位モデルの「iPhone 14 Pro」、「iPhone 14 Pro Max」の4モデル展開となっており、iPhone 15シリーズでもこちらは共通になるのではないでしょうか。

iPhone 14とiPhone 14 Plus

というのも、ここ数年を振り返ると、iPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズは、現行の〝Plus〟モデルがない代わりに、コンパクトな〝mini〟モデルが展開されていました。スマートフォンの筐体を新たに設計するのにはコストがかかるため、同様のラインアップを2年は継続させると考えられます。

iPhone 13とiPhone 13 mini

また、iPhone 14シリーズではProモデル2機種にのみ、インカメラをデザインの一部として扱う「Dynamic Island」機能や、最新の「A16 Bionic」プロセッサを搭載しています。

iPhone 14 ProのDynamic Island

iPhone 13シリーズまでは、主にカメラ性能やディスプレイ性能の違い、容量で標準モデルとProモデルの差別化をしていましたが、iPhone 14シリーズでは、プロセッサもProモデルのみに最新のものを搭載するなど、よりその差が明確になったといえます。

近年のアップル製品を見ると、iPad ProやMacBook ProといったProシリーズでは最新機能を搭載し、その数か月~数年後に、Airシリーズや標準シリーズで追いつくといった流れが見られます。

このことを踏まえると、iPhone 15シリーズでも最新プロセッサをProシリーズに搭載し、標準シリーズにはiPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxに搭載されているA16 BionicやDynamic Island機能が搭載される可能性が高いといえるでしょう。

iPhone 15シリーズではUSB Type-C対応にも期待

ここ数年、iPhoneの最新モデルが発表される頃になると、「USB Type-Cに対応してほしい」という意見をネットなででよく目にするようになります。もちろん、iPhone 15シリーズではいよいよ、USB Type-C対応への機運が高まっています。

というのも、EU理事会では、将来的にモバイル機器の充電端子をUSB Type-Cに統一することが承認されており、現行のLightning端子を継続して搭載する場合、ヨーロッパ諸国でiPhoneの販売ができなくなる可能性があるからです。

また、iPadシリーズやMacBookシリーズといった、iPhone以外のアップル製品は、現行モデルのほとんどでLightning端子を廃止し、USB Type-C端子へと移行しています。

一般的に、USB Type-CのほうがLightningよりもデータの伝送速度に優れているといった特徴もあるため、iPhoneでも端子が変更される可能性は十分あるでしょう。

ただし、先に触れた通り、新機能はいち早くProモデルにのみ搭載される可能性があるため、iPhone 15シリーズでは、Proモデル2機種のみUSB Type-C、標準モデル2機種ではLightningと分かれる可能性もあります。

USB Type-C端子の搭載と同じく、iPhoneシリーズに搭載してほしいという意見が多いのが、指紋認証機能です。こちらは搭載される可能性が低いかもしれません。

というのも、iPhoneシリーズでは生体認証を指紋、顔のどちらかに絞っています。また、コロナ禍の収まりにつれてマスクをする機会が減っている社会情勢を踏まえると、指紋認証の利用価値は以前より低くなっています。そのため、iPhoneは顔認証機能(Face ID)を推進すると考えられます。

iPhone SE(第4世代)ではついにホームボタンがなくなるかも!?

続いて、廉価モデルのiPhone SE最新モデルもチェックしてみましょう。

現行のiPhone SE(第3世代)

iPhone SEシリーズの発表時期は春ごろになることが多く、毎年発表されるわけではありません。

しかし、現行のiPhone SE(第3世代)は2022年発表で、2023年の新型SE発表は見送りとなっていることから、2024年春の発表は今から期待できます。

2024年春の発表が期待される新型iPhone SE(第4世代)の注目ポイントは、トレードマークともなりつつある〝ホームボタン〟が廃止される可能性がある点。

2023年6月にWWDCで発表されたiOS 17では、「iPhone 8」シリーズ、「iPhone X」がアップデート対応外となりました。つまり、iOS 17に対応するのは、iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第3世代)を除くと、すべてホームボタンを廃止し、Face IDに対応したモデルということになります。

iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第3世代)は引き続きiOS 17に対応するため、最新モデルでもホームボタンが搭載される可能性がゼロというわけではありませんが、iPhoneが徐々に〝ホームボタン離れ〟をしているのも事実といえます。

iPhone SEシリーズは、過去に発表されているiPhoneの筐体をベースにすることが通例なので、ホームボタンが廃止される場合、iPhone X以降のデバイスがベースになると考えられます。

筐体のベースになり得るモデルは、今回アップデート対象外となったiPhone Xを含め、iPhone XRやiPhone XS、iPhone 11などが挙げられます。もともと5G通信に対応している、iPhone 12 miniやiPhone 13 miniをベースとする可能性も考えられるでしょう。

iPhone SEシリーズは、発表時期のタイミングで最新のプロセッサを搭載しながら、比較的安価に購入できるのが特徴のシリーズであるだけに、どのプロセッサが採用されるのかも気になるところ。

iPhone 14シリーズでは標準モデルとProモデルで別のプロセッサが採用されています。iPhone 15シリーズ、iPhone SE(第4世代)の順で発表された場合、iPhone SE(第4世代)に搭載されるプロセッサはiPhone 15標準モデルと共通になるのか、もしくは少し前のプロセッサが採用されるのかに注目です。

特に安価が重要な要素となるiPhone SEシリーズでは、半導体不足や部材の高騰は無視できないです。そのため、最新プロセッサを搭載する可能性は薄いと筆者は想定します。

iPhone 15 Proシリーズが最新プロセッサ(A17 Bionic・仮名)、iPhone 15標準シリーズがA16 Bionic、iPhone SE(第4世代)がA15 Bionicといったように、機能と価格が比例する、わかりやすい構成になるかもしれません。

取材・文/佐藤文彦

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