Victorから定格AC700Wのポータブル電源「BN-RF800」と最大出力100Wのポータブルソーラーパネル「BH-SV100」が登場

JVCケンウッドは同社が展開するVictorブランドよりポータブル電源「BN-RF800」、ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」を6月下旬より発売を開始する。

ポータブル電源「BN-RF800」は、先行モデルで好評を得た「リン酸鉄系リチウムイオン充電池」の採用と、コンセントに挿したまま使用できる機能を継承しながら、持ち運びに便利な折りたたみ式のハンドルを採用したスタンダードモデルだ。

ポータブルソーラーパネル「BH-SV100」は、持ち運びに便利な軽量コンパクトタイプでありながら、最大23％の高効率変換パネルの採用により、本体重量約4kgで最大100Wの出力を実現している。

価格はいずれもオープン価格。直販サイトにおける税込価格はBN-RF800が11万8800円、BH-SV100は4万700円。

そんな2モデルの主な特徴の以下のとおり。

ポータブル電源「BN-RF800」の主な特徴

リン酸鉄系リチウムイオン充電池の採用で約3000回の充放電が可能

バッテリーには熱安定性に優れ、信頼性が高く、かつ自己放電も起こりにくい「リン酸鉄系リチウムイオン充電池」を採用。電力をムダなく、効率的に使用できるうえ、約3,000回の充放電も実現している。

定格AC700W、瞬間最大1400W出力、容量806.4Whのバッテリーを搭載

軽量、コンパクトながら定格AC700W、および瞬間最大1,400W出力を実現。また、容量806.4Whのバッテリーを搭載することで、スマートフォンやタブレットをはじめ、扇風機や電気毛布、ノートパソコンやコーヒーメーカーといった家電製品（※1）の使用に対応する。
※1　定格出力が700W以下に限ります。また700W以下でも、製品によっては対応していない場合があります。

充電完了後もコンセントに挿したまま使用が可能、過充電や過放電も防ぐ

充電完了後もコンセントに挿したままでの使用が可能。バッテリーの劣化や事故のもとになり得る「過充電」や、残量がないままの状態で放置されることによって電池性能が失われる恐れがある「過放電」を防ぎ、常に満充電に近い状態を保つことができる。

また、常に充電されているため、必要な時にすぐに使える。

停電時などにわずかな時間で自動的に電力を給電（※2）する「自動給電切り替え機能」を搭載

コンセントから本機を中継して家電製品（※1）と接続しておくことで、停電時などに電気が遮断された場合に、わずかな時間で自動的に本機から電力を給電（※2）する「自動給電切り替え機能」を搭載。

機能的にも液晶部の残量サークルが回転して、視覚的にも分かりやすくしている。
※2：自動給電切り替え時は700W以内に限ります。なお、UPS機能は搭載していません。また、切り替えの際、一時的に電力は途切れます。

屋内外になじむデザインと本体の日本語表記を採用

ベージュを基調としたカラーリングと、圧迫感のない丸みを帯びたフォルムを採用することにより、グランピングやバーベキュー、キャンプや車中泊などの屋外使用から、日常使いまで、さまざまなシーンにマッチするデザインに仕上げられている。

また、本体の端子やボタンに日本語表記を採用するとともに、出力端子を線で区分けして、分かりやすさにも配慮した。

「BN-RF800」の主な仕様

充電池タイプ／リチウムイオン充電池（リン酸鉄系）
充電池容量／806.4Wh　252,000mAh
入力／AC：100V AC 50/60Hz 1,225W、DC：12V-28V DC 240W
AC出力／ AC×3：100V AC 7A 50/60Hz 合計700W（瞬間最大1,400W）
USB出力／USB Type-A Qualcomm Quick Charge 3.0×2：5V-6V DC 3.0A / 6V-9V DC 2.0A / 9V-12V DC 1.5A、USB　Type-C（1）：5V DC 3.0A / 9V DC 3.0A / 12V DC 3.0A / 15V DC 3.0A / 20V DC 5.0A、USB　Type-C（2）：5V DC 4.0A / 9V DC 3.0A / 12V DC 2.5A
DC出力／シガーソケット×1　12V DC 120W
充電時間／AC入力使用時：約2.5時間、シガーアダプター使用時：約12時間、ソーラーパネル「BH-SV100」使用時：約14時間
最大外形寸法／幅330×高さ207×奥行き246mm
質量／約11.0kg

https://www.victor.jp/portable-power-supply/lineup/bn-rf800/