新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5月8日から5類へと移行したことにより、車に乗って出かける機会が増えたという人も多いだろう。一方、物価上昇の影響はガソリンにも及んでおり、ドライバーのお財布を直撃している。
そこでパーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に「クルマの利用頻度とガソリン価格」に関するアンケートを実施した。
高いと感じるガソリン価格は年々上昇!?クルマ保有者のガソリン価格が高いと感じる時にする工夫とは
ガソリン価格によるクルマの利用頻度は、56%が「変わらなかった」と回答し、「変わった」という人は2割以下にとどまっている。
「変えたいが変えられなかった」の回答をクルマの利用状況別にみると、クルマの利用頻度が高いほど割合は高くなり、毎日利用の約半数はクルマを使わざるを得ない生活環境にあるようだ。一方で、利用頻度が月1回以上とそれ以下は10%以下にとどまった。
クルマの利用頻度について、「変えたいが変えられなかった」・「変わらなかった」理由は、「クルマでの移動に利便性を感じる」36%がトップ。次いで「通勤・通学などでクルマを利用している」28%、「クルマでの移動が好き」12%と続いている。
クルマの保有状況別にみると、保有者は「通勤・通学などでクルマを利用している」が最多で、クルマの利用が日常生活の一部となっているようだ。
一方、非保有者は燃料費が利用料に含まれるカーシェアリングを利用している人が多く、ガソリン価格を気にせずにクルマを利用できることから、「クルマでの移動に利便性を感じる」が最も多くなったものと考えられる。
高いと感じるレギュラーガソリン価格は「150円以上」が29%で2年連続1位となった。
2016年〜2019年のアンケートでは、「120円以上」〜「140円以上」の割合が7割以上であったが、2022年以降は半数以下に低下しており、高いと感じるガソリン価格にガソリン価格の上昇※が影響しているものと思われる。
※出展:経済産業省 資源エネルギー庁「給油所小売価格調査」
クルマの利用状況別では、高いと感じるガソリン価格に大きな違いはないものの、毎日利用する人は他の利用頻度に比べ、低価格から負担と感じている人の割合がやや多くなっていた。
クルマ保有者が、ガソリン価格が高いと感じる時にする工夫は「給油時に会員割引やカード特典を活用する」56%がトップに。
2位以降は「少しでも安いガソリンスタンドを探して給油する」50%、「急加速・急減速などを避けたエコドライブ を心がける」40%と続いた。
クルマ保有者にとってガソリン代は、税金や保険料、駐車料金などに比べ工夫次第で節約につながるため、少しでも料金を抑える工夫を凝らしているようだ。
パーク24グループが提供するカーシェアリングサービス「タイムズカー」では、利用料金にガソリン代が含まれているため、燃料費を気にせずに利用できるので、出かける際の移動手段としてカーシェアリングを活用してみてはいかがだろう。
関連情報:https://www.park24.co.jp/
構成/Ara