新潟県・山梨県・長野県からなる甲信越地方は、東京都心へのアクセスが良好で、移住に向けた支援制度が充実しているため、理想的な移住先としても注目を集めている。
そんな同エリアに暮らす人が最も「住み心地が良い」と感じる街と、「住みたい」と憧れを抱く街とは、いったいどこなのだろうか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<甲信越版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<甲信越版>」として発表した。
本調査は、甲信越(新潟県・山梨県・長野県)に居住する20歳以上の男女合計28,384名を対象に、2019年~2023年の期間で集計している。
街の住みここちランキング、1位「長野県諏訪郡原村」、2位「山梨県中巨摩郡昭和町」、3位「長野県松本市」
1位は昨年は回答者数が50名未満だったため集計対象外だった原村で、今年初登場1位となった。東京・名古屋の両都市にアクセスできる立地の良さを活かし、行政と住民が一体となり移住者への積極的な支援を行う「長野県移住モデル地区」に指定されている。
2位は「住みここち<山梨県版>」で4年連続で1位の昭和町で、甲府昭和ICやイオンモールなど便利な生活環境が整っており、今なお人口が増え続けている。
住みたい街ランキングは、2年連続で「新潟県新潟市」が1位
新潟県新潟市が、2年連続で1位に輝いた。以下、2位に東京23区、3位に神奈川県横浜市、4位に長野県松本市、5位に長野県長野市と、トップ5の順位に変動はあるものの、顔ぶれは昨年と同じ結果となっている。
街の住みここちランキング因子別順位のトピックスとしては、「交通利便性」の3位に新潟県南魚沼郡湯沢町、「物価家賃」の2位に長野県上伊那郡南箕輪村、「自然観光」の3位に長野県諏訪郡下諏訪町、「防災」の3位に新潟県南魚沼郡湯沢町がランクインしたことなどが挙げられる。
出典元:大東建託
構成/こじへい