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【DEEN池森秀一の蕎麦ログ】あの感動を再び!愛媛県で食べた「手打蕎麦せんり」の二八蕎麦

2023.07.08

手打蕎麦せんり

あの感動を再び!愛媛県で食べた〝二八蕎麦〟

 今回の舞台は、愛媛県松山市だ。今年4月、道後温泉のとあるホテルでDEENのファンクラブイベント「NEEDay 温泉の旅」を開催したのだが、何ということか、本連載の編集担当W氏と館内で遭遇! 公式HPではホテル名を公表しておらず、W氏は家族旅行でたまたまそのホテルに宿泊しているとのこと。全くの偶然だったが、かえってこれから食べに行くお蕎麦屋さんは絶対に記事化するぞ! という不思議な使命感に駆られた。

 そうなるとお店選びで失敗はできない。だから、本連載で紹介していない名店「手打蕎麦せんり」への再訪を決めた。思い返せば「手打蕎麦せんり」へ最後に訪れたのは6年前。これまで何度が再訪を試みたが、席の予約ができないこともあってタイミングを逃していた。とはいえ、今回も飛行機の出発時間が差し迫っていた。もしも並ぶことがあったら諦めざるを得ない。恐る恐る店内を覗き込むと……ウエーティング客は0人! さすがに満席ではあったが、これならゆっくりと腰を落ち着かせられると胸を撫でおろした。

 新規開拓のお店だと『ざるそば』『かけそば』を頼みがちだ。しかし、再訪となるとほかのメニューに目移りしまう。しかも、この日はイベント終わりのチートデイ(笑)。少しだけカロリーを摂取しても許されるということで『ざるそば』と、大ぶりのエビが2尾のった『上天丼』の2品を注文した。

 さて、お待ちかねの『ざるそば』は、新そばのような少し緑がかった色味でみずみずしい。お蕎麦のいい香りに増進された食欲に任せて、お蕎麦だけでひと口、次にワサビ塩でひと口、そしてつゆに浸してひと口。どんな食べ方でも、お蕎麦の食感・喉越し・風味を抜群に感じられた。自慢のお蕎麦は、全国各地から抜き実の状態で仕入れ、毎日店内の石臼製粉機で挽いたそば粉と、つなぎに今治産の小麦粉を配合した二八蕎麦。そばつゆにも大将の並々ならぬこだわりがある。ただ、そうした薀蓄を忘れさせ、夢中になって手繰らせてしまう魅力が、このお蕎麦にはある。6年前と同じ感動を味わえたことが、何よりもうれしかった。

 次は6年といわず、明日にでも再訪したい。そんな気持ちのまま松山空港のラウンジで原稿を書いています。

 おいしいお蕎麦、ご馳走さまでした!

『ざるそば』750円

手打蕎麦せんり

手打蕎麦せんり

手打蕎麦せんり

[住]愛媛県松山市湊町7-6-10 マリン・コミセン前ビル1階
[電]089・932・6585 [休]月曜日(火~金曜日は昼のみ営業)   http://www.soba-senri.com/

いけもり しゅういち
DEENのヴォーカリストであり、YouTubeチャンネル『信州戸隠池森そば 赤坂店』店主。2023年3月にDEENデビュー30周年を記念したライヴを日本武道館で開催。自身初のレシピ本『分とく山・野﨑洋光監修DEEN池森の「創作」乾麺蕎麦レシピ』(小学館)発売中!

※「池森秀一の蕎麦ログ」は、雑誌「DIME」で好評連載中。なお、本記事はDIME7月号に掲載されたものです。

※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年4月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。

DEEN池森秀一さんの乾麺蕎麦創作レシピ本、絶賛発売中!

人気バンドDEENのボーカル・池森秀一さんは15年以上、365日ほぼ毎日食べ続けるほど、こよなく蕎麦を愛するオタク。人気テレビ番組「マツコの知らない世界」(TBS)や「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日)への出演で、その偏愛ぶりをご存じの方も多いのではないだろうか。

そんな池森さんと日本を代表する料理人「分とく山」の野﨑洋光さんによる、乾麺蕎麦を使った創作料理での夢の競演が実現した。それぞれが考案したオリジナルの乾麺蕎麦レシピ全50品を、蕎麦に対する熱い思いやこだわりとともに紹介するレシピ本『分とく山・野﨑洋光監修 DEEN池森の「創作」乾麺蕎麦レシピ』が発売された。

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◆関連情報
https://www.shogakukan.co.jp/books/09311517

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