三菱電機は、IHジャー炊飯器「本炭釜」シリーズの新製品として、「NJ-VW10F」を6月21日に発売する。価格はオープン。市場想定価格は96,800円前後。カラーは炭漆黒と白雪の2色を用意する。
「NJ-VW10F」は、職人がひとつひとつ約100日間かけて仕上げる「本炭釜」を採用した高級炊飯器。「炭」がまるごと発熱体となり、内釜全体が一気に発熱するため、少量でも炊きムラをおさえて、一粒一粒ふっくら炊き上げることができるのだ。
また、かまどの優れた断熱構造を再現した「熱密封かまど構造」により、熱を逃がさずごはん全体にムラなく熱を伝えることができるうえ、羽釜のように上部空間を作り、高い火力を加えてもふきこぼれない構造になっていることで「連続沸騰」を実現。
これにより、強火を絶やさず、じっくり熱を伝えることができ、お米の旨味を引き出すことができる。
多彩な炊飯メニューを備えているのも魅力で、選べる2つの時短モード「うま早モード」「お急ぎモード」を搭載するほか、少量でも美味しく炊ける「少量名人」、通常炊飯(白米・ふつう)よりもじっくり時間をかけ甘みを熟成する「匠芳潤炊き(白米・無洗米)」、玄米や発芽米用の「芳潤炊き(玄米)」「芳潤炊き(発芽米)」「金のいぶき(玄米)」なども利用可能。
さらに、いつでも炊き立てのような味が楽しめる「冷凍用モード」を新搭載。時間をかけてじっくり吸水させることで、冷凍しても炊き立ての粒感とみずみずしさを95%(※)保持するので、炊く時間がない時でも、冷凍していたごはんを温めるだけで、炊き立てのような味わいを楽しむことができる。
このほか、備長炭コートを施した内釜を採用した「炭炊釜」シリーズから、「NJ-VX10F」「NJ-VV10F/18F」「NJ-VE10F/18F」を6月21日、「NJ-SE06F」を7月1日に発売。「NJ-VX10F」と「NJ-VV10F/18F」は、「熱密封かまど構造」や「備長炭コート熾火」を採用したモデルで、「冷凍用モード」も搭載する。
市場想定価格は「NJ-VX10F」が67,100円前後、「NJ-VV10F」が50,600円前後、「NJ-VV18F」が53,900円前後、「NJ-VE10F」が38,500円前後、「NJ-VE18F」が41,800円前後、「NJ-SE06F」が36,300円前後。
主な仕様
※冷凍用モードで炊飯直後のごはんの硬さと含水率を100%としたときに対し、炊飯後冷凍しレンジ再加熱後の硬さと含水率が95%以上を保持(同社調べ)。
関連情報
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/suihanki/
構成/立原尚子