Amazonとヤマダホールディングスは、両社の全面的な協力に基づき開発し、ヤマダホールディングスが販売を担う「FUNAI Fire TV搭載スマートテレビ」の新製品を発表した。
「FUNAI Fire TV搭載スマートテレビ」は、Amazonが展開するストリーミングメディアプレーヤーFire TVを搭載し、地上波・BS・CS・4Kの視聴だけでなくストリーミング動画の視聴も可能なことに加えて、ホーム画面からユーザーの好みに応じたコンテンツを直感的に選び、視聴することができるスマートテレビ。2022年3月の発売以来、販売は好調に推移しているという。
今回登場する新製品では、32インチHD液晶テレビ(FL-32HF160)、43インチ4K液晶テレビ(FL-43UF360)、50インチ4K液晶テレビ(FL-50UF360)、55インチ4K液晶テレビ(FL-55UF360)の4製品をラインナップ。
すべて機種に各種映像機器や録画用ハードディスクを接続するための端子(HDMI端子 3ポート、USB端子、4Kモデルのみ光デジタル音声出力端子)、LAN端子や、デュアルバンド、デュアルアンテナ、5GHz対応のWi-Fi機能を搭載している。
また、4K液晶テレビのF360シリーズ(43インチ/50インチ/55インチ)には、豊かな低音が得られるバスレフスピーカーを内蔵。低音から高音まで伸びやかなサウンドが体感できる。
さらに、リモコンをシンプルで使いやすく、操作性に優れた仕様へとリニューアル。入力の切り替えや、録画一覧など、テレビの操作をするのにボタンをすぐに見つけ、押すことができるよう、最適な場所に配置し、さらに「TVer(ティーバー)」や「ABEMA(アベマ)」など、人気の無料動画配信サービスをワンプッシュで視聴できるよう、それぞれのボタンも追加している。
もちろん、従来通り、リモコン上のAlexaボタンを押して話しかければ、Alexaを通してコンテンツをタイトル名やジャンル名、お気に入りの俳優の名前で検索したり、動画の操作、アプリの起動、音楽再生、HDMI入力の切り替えを音声で簡単に操作したりすることが可能。
Alexaスキルを使って様々なサービスを利用できるほか、スマートホームに接続されたカメラ、照明、セキュリティシステムなどの表示・操作や、対応するEchoシリーズ端末とペアリングすることで、Alexaに話しかけてハンズフリーでテレビを操作することもできる。
価格は32インチHD液晶テレビ(FL-32HF160)が43,890円、43インチ4K液晶テレビ(FL-43UF360)が76,890円、50インチ4K液晶テレビ(FL-50UF360)が87,890円、55インチ4K液晶テレビ(FL-55UF360)が109,890円。
いずれも、7月1日よりAmazon.co.jp上のヤマダデンキ、全国のヤマダホールディングスグループ店舗、ヤマダウェブコムにて販売・出荷開始される予定だ。
主な仕様
※省エネ法[2026 年基準]に基づいて、一般家庭での1日の平均視聴時間(5.1時間)を基準に算出した、一年間に消費する電力量。
※1 1つは視聴専用、残りは録画専用のチューナー。
※2 BS4K・110度CS4K放送の番組は早見再生には非対応。
※3 HDMI入力1のみ対応。
製品情報
https://funai.jp/firetv/f360/
https://funai.jp/firetv/f160/
構成/立原尚子