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VポイントとTポイントが統合されると何がどう変わる?

2023.06.17

三井住友フィナンシャルグループ(同社グループを総称してSMBCグループ)、三井住友カード、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(同社グループを総称してCCCグループ)、CCCMKホールディングス(以下CCCMKHD)の各社は、SMBCグループが提供する「Vポイント」とCCCグループが提供する「Tポイント」を統合。

新たな『Vポイント』として、2024年春を目途に提供を開始すると発表した。

新ポイントの名称とロゴ、その狙い

新ポイント『Vポイント』は、サービス開始から今年で20年を迎える、日本で最初の共通ポイントとして約1.3億(有効ID数)のユーザーが利用するTポイントと、SMBCグループが提供し、世界中のVisa加盟店で使えるVポイントが一緒になることで生まれる、新しい共通ポイントだ。

その名称には、 より多くの顧客がポイントを意識せずともよく貯まり、使いやすく自由で安心で特定の経済圏に縛られない、「みんなが使えるポイント」を目指していく想いが込められているという。

またデザインは多くのユーザーに支持されてきたTポイントの青と黄のカラーはそのままに、世界中のVisaで使えるVポイントを融合した新ポイントの世界を表現している。

新しい『Vポイント』の特徴〜利用者篇

世界のVisa加盟店に加えて金融サービス利用でも貯まる

『Vポイント』は、現在全国約15万店あるTポイント提携先でTカード/モバイルTカードを提示すると、現金による決済でも貯めることができる。

さらに、世界の1億店以上のVisa加盟店を含めたクレジットカード加盟店における、SMCCが発行するクレジットカード(※1)やOliveフレキシブルペイなどの利用に加え、SMBCグループの「三井住友銀行」「SMBC日興証券」「SMBCコンシューマーファイナンス」や、「SBI証券」などの利用(※2)などでも貯まる。

※1:Vポイントが付与されるカードが対象となります。Vポイント付与対象のカードは、本ページより確認。
https://www.smbc-card.com/nyukai/card/index.jsp
※2:利用条件がありますので、それぞれ条件を確認。

使いやすい

新しい『Vポイント』は、Tポイント提携先に加え、Visa加盟店、さらに「三井住友銀行」や「SBI証券」などの各種金融サービスでも利用が可能。支払いには『Vポイント』1ポイント=1円分として利用できる。

今後、既存のVポイントアプリと同様、貯まったポイントを世界のVisa加盟店での支払いに利用できる決済機能を、Tポイントアプリにも搭載することが予定されている。

これにより、ひとつのアプリで、あらゆる場所でポイントを貯めて使えて支払いも完了できる、利便性の高いサービスが実現する。また、Visaトランジットではバスや電車に乗る際の支払いにも利用できる。

『Vポイント』の特徴〜提携先篇

ポイント価値の向上

Vポイントは、ユーザーのみならず、提携先にとっても魅力的なポイントとなる。従来のTカード/モバイルTカードの提示だけでなく、SMBCグループの各種サービスの利用や、SMCCが発行するクレジットカードによる決済で貯めたポイントからの利用も期待できる。

また、同社では「ポイントが貯まりやすくなることで顧客価値がさらに向上し、提携先へのポイント利用や送客効果の向上にもつながります」と説明している。

関連情報
https://web.tsite.jp/vpoint/

構成/清水眞希

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