ロジェ・デュブイは、著名なタトゥーアーティストDr.ウーとパートナーシップを結び、新たなマスターピース「エクスカリバー Dr.ウー モノバランシエ」を発売した。本モデルは、わずか28本の限定生産で、コレクション性も高い逸品だ。
2021年に発表された驚異的なモノトゥールビヨン以来となる、このパートナーシップでの2作目の本モデルは、Dr.ウーが、ロジェ・デュブイの最も重要な要素であるマニュファクチュールに再び足を踏み入れ、エクスカリバー モノバランシエにその巧みなタッチを施している。
何時間でも見ていられる!夜空のようなデザインの文字盤が特徴的な新しいモノバランシエ
このパワフルなモノバランシエウォッチへの旅は、3つの天体が主役となる文字盤から始まる。10時と11時の間に太陽の回転が描かれ、PVD加工されたブラックの真鍮プレートには、線、形、点が緻密にレーザー彫刻。
キャリバーのマイクロローターを覆うプレートは常に動き続けており、着用者が手首を動かすことで、まるで魔法のように素早く回転していく。
次に特徴的なのは地球だ。4時と5時の間にあるバレルを覆う、この回転するエネルギーの塊もDr.ウーの繊細なアートで飾られ、時計の針の回転と巧妙にリンクしていく。これにより、ディスクは6時間40分ごとに1回転(1日3.6回転)することになる。
最後に、デザインの旅は月に進む。8時の位置にある細い三日月は、細かい円と線で飾られ、その下にあるバランスホイールの内部構造を美しく演出した。この細長く降り注ぐ不思議な光は、直感と思考に関連する時間である下弦の月を表している。
まるで夜空を見つめているような、螺旋状の部品が織りなす幻想的な光景は、着用者を何時間でも魅了することだろう。このテーマは裏蓋にも再現されており、太陽、地球、月がDr.ウー自身の名前とともに刻まれている。
新しいエクスカリバー Dr.ウー モノバランシエは、洗練されたブラックのセラミック製ケースに収められている。
多くの時計メーカーがセラミックケースを素材に合わせて調整するのに対し、ロジェ・デュブイはその逆を実現した。シャープなケース形状に妥協することなく、難しい素材を自在に加工、思い描く理想の構造に仕上げてメゾンの真の実力を示している。
この工程は、同じケースをゴールドから作るのに比べて15倍の時間がかかるが、手間のかかる作業だからこそ、身につける人にさまざまなメリットをもたらす。
日常の傷に強く、時間が経っても変色しにくいロジェ・デュブイのセラミックタイムピ-スは、耐久性とスタイルが見事に融合した傑作だ。この42mmのセラミックケースには、Dr.ウーの象徴的な言語が刻まれている。
地面から跳ね上がるような鋭い三角形から、人と人との無限のつながりを表す完全な円まで、彼の謎めいた絵文字がベゼルとフランジを囲んでいる。自由な解釈ができ、好奇心をくすぐるこの幾何学的なシンボルの列は、カーフスキンのレザーストラップにも刻印。
ストラップは着用者のクリエイティビティを最大限に発揮できるよう、汎用性の高いクイックリリースシステムを採用しており、数秒で交換することが可能だ。
エクスカリバー Dr.ウー モノバランシエには、自動巻きキャリバーRD720SQを搭載。太陽で覆われたバランスホイールの慣性力で安定性を高める一方、マイクロローターは振動を最小限に抑えるように設計されており、衝撃を抑えることができる。
さらに、ダイヤモンドコーティングされたシリコン製ガンギ車とシリコン製パレットストーンの高度なメカニズムにより、72時間という驚異的なパワーリザーブを実現し、さらなる実用性と快適さを提供していく。
ジュネーブシール認定を受けたエクスカリバー Dr.ウー モノバランシエは、コンテンポラリーアートのようなデザインが楽しめるだけでなく、すべての部品が手作業で仕上げられ、卓越した技術と情熱も感じられる。
関連情報:https://www.rogerdubuis.com/jp-ja
構成/Ara