魅力度ランキングでは振るわない埼玉県。その一方で、生活の利便性が高いにもかかわらず東京と比べて家賃・地価が安いなど、暮らしやすい県としても知られている。
そんな同県に暮らす人から特に住み心地が良いと思われている街と、住みたいと憧れを持たれている街とは、いったいどこなのだろうか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<埼玉県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<埼玉県版>」として発表した。
本調査は、埼玉県居住の20歳以上の男女、2019年~2023年合計45,157名を対象に集計したものだ。
街の住みここち(駅)ランキングのトップは、3年連続で浦和(JR京浜東北線)
街の住みここち(駅)ランキングにおいて、1位は3年連続で、浦和(JR京浜東北線)となった。2位は3年連続でさいたま新都心(JR京浜東北線)。3位は越谷レイクタウン(JR武蔵野線)という結果になった。
トップ10内では、5位に土呂(JR宇都宮線)(昨年11位)、10位に昨年は累計回答数が30名未満だったためランキング集計対象外だった羽貫(埼玉新都市交通伊奈線)が新たにランクインしている。
住みここち(自治体)ランキングのトップは、5年連続でさいたま市浦和区
住みここち(自治体)ランキングにおいて、1位は5年連続でさいたま市浦和区、2位も5年連続でさいたま市中央区となった。3位は、3年連続でさいたま市大宮区。
4位のさいたま市南区、5位の和光市も3年連続となっている。トップ10内では、10位にふじみ野市(昨年12位)が昨年から順位を上げてランクインしている。
住みたい街(駅)ランキングのトップは、大宮(JR京浜東北線)
住みたい街(駅)ランキングにおいて、1位は、昨年2位の大宮(JR京浜東北線)、2位は、昨年1位の浦和(JR京浜東北線)、3位は2年連続で横浜(JR東海道本線)となった。順位変動はあるものの、トップ5の顔ぶれは同じという結果に。
住みたい街(自治体)ランキングのトップは、さいたま市大宮区
住みたい街(自治体)ランキングにおいて、1位は、昨年2位のさいたま市大宮区、2位は、昨年1位のさいたま市浦和区、3位は港区だった。順位変動はあるものの、トップ5の顔ぶれは同じという結果に。
住みここち(駅)ランキングの因子別順位
住みここち(駅)ランキングを因子別で見ると、行政サービス・親しみやすさ・防災の3部門で「東宮原」(埼玉新都市交通伊奈線)が1位となった。
このほか、生活利便性で「浦和」(JR京浜東北線)、交通利便性で「さいたま新都心」(JR京浜東北線)、静かさ治安で「新白岡」(JR宇都宮線)、物価家賃で「羽貫」(埼玉新都市交通伊奈線)、自然観光で「西武秩父」(西武秩父線)がそれぞれトップとなった。
街の住みここち(自治体)ランキングの因子別順位
街の住みここち(自治体)ランキングを因子別で見ると、行政サービス・親しみやすさの2部門で「さいたま市浦和区」、物価家賃・自然観光の2部門で「秩父郡横瀬町」、静かさ治安・防災の2部門で「比企郡鳩山町」がそれぞれ1位となった。
このほか、生活利便性で「さいたま市大宮区」、交通利便性で「さいたま市南区」がトップとなっている。
出典元:大東建託株式会社
構成/こじへい