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「コロナに対する不安度」は過去最低値を記録、ピーク時の半分以下に

2023.06.19

新型コロナウイルスの感染が国内で初めて確認されてから、3年半あまりが経過した。人々は現在コロナをどの程度意識し、また、コロナ禍真っただ中の時と比べ余暇時間の使い方はどのように変化したのだろうか?

クロス・マーケティングは、新型コロナウイルスが消費者の行動や意識に与える影響の把握を目的として、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500人を対象に「新型コロナウイルス生活影響度調査」を第1回(2020年3月12日~13日)から定期的に実施している。2023年4月の第42回は、4月28日~30日に調査を行い、人々の意識・行動について分析した。

直近1か月以内の施設利用を伴う外出行動、「宿泊をともなう旅行(国内)」がトップ

「直近1か月以内の施設利用を伴う外出行動」を調べたところ、「公園」が16%と最も多く、以下、「宿泊をともなう旅行(国内)」が12%、「映画館」が11%、「帰省を除く日帰り旅行」が10%と続いた。

また、「映画館」「銭湯・スパ・サウナ」「帰省」「スポーツ観戦」などへのお出かけは、ゆるい上昇傾向にあった。<図1>

今後の予定では「宿泊をともなう旅行(国内)」が26%、「帰省を除く日帰り旅行」が18%と旅行の予定が高かった。調査時期がGWと被っていたことが関係しているのかもしれない。<図2>

余暇の過ごし方は、「1人・自分だけの時間」が最も満足度が高い

余暇の過ごし方と満足度の関係を調べたところ、「1人・自分だけの時間」「食事を楽しむ時間」「趣味を楽しむ時間」の順番で満足度が高かった。なお、時系列で見ると大半の項目で上昇傾向にあった。

年代別に見ると、20代においては、運動をする・人と会う・非日常を感じる・アウトドアをするなど多くの場面での満足度が高く、余暇時間を満喫している様子がうかがえる。特に「友人・知人と直接会って過ごす時間」は、突出して高かった。<図3>

余暇時間を自由に過ごすことへの阻害要因、「金銭的な余裕がない」が最多

余暇時間を自由に過ごすことへの阻害要因は、「金銭的な余裕がない」が39%と最も多く、次いで「平日の余暇時間が少ない」の18%であり、いずれも上昇傾向にあった。

また「家事・育児などで余暇時間がとれない」人は14%と一定数存在する。一方、コロナが要因となる「人との接触を控えたい」「外出にともなう感染が怖い」は大幅な低下していた。<図4>

コロナ禍により余暇時間の使い方の変化では、「動画配信やゲームの時間が増えた」「人の少ない場所を探して出歩いた」、考え方の変化は「人と過ごす時間が大切だと実感」「お金より時間重視になった」などの声が挙がった。<図5>

「直近1週間の不安度」と「将来に対する不安度」は過去最低値

定点指標の「直近1週間の不安度」と「将来に対する不安度」は、前の月からは微減の過去最低値となった。「直近1週間のストレス度」は、前の月から5p減の37%と2020年の1回目の緊急事態宣言解除後と第2波が落ちついた時期の結果と並ぶ最低値であった。<図6>

直近1週間で行った感染症対策は、低下傾向が続いているものの「マスクの着用」と「アルコール消毒液の使用」は5~6割の人が行っていた。<図7>

<調査概要>
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2023年4月28日(金)~4月30日(日)
有効回答数 : 本調査2,500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある

出典元:株式会社クロス・マーケティング

構成/こじへい

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