レクサスは、米国・テキサス州オースティンで、新型「TX」を世界初公開した。TXはレクサスが世界各国の多様化するユーザーや地域のニーズに寄り添ったクルマづくりを推進する中で、北米地域専用モデルとして開発し導入することとなった。
レクサスは、1989年の創業以来、常にイノベーションの精神を貫き、新たな技術や価値を提供することに挑戦し続けている。愛車と共に過ごすライフスタイルを楽しく豊かにしたいという想いのもと、世界中のユーザーのニーズに応える多様な選択肢を提供。
2021年以降、素性を徹底的に鍛え上げた、次世代レクサスの幕開けを象徴するNXやLXを、2022年には、電動化技術を更に磨き上げたRXとRZを発売。
そして2023年は、ショーファードリブンカーとしての新たな選択肢としての新型「LM」や、クラスレスなコンパクトという新しい価値を提案する新型「LBX」、そしてオンからオフまでシーンを選ばず、あらゆる道を走破し、新たな体験を提供する本格オフローダー新型「GX」を発表した。
新型TXは、北米地域における、家族や大切な友人たちと快適に移動ができる3列のシートを備えたクルマへの強いニーズへ寄り添うため地域専用モデルとして新たに開発したモデル。
大人2名がゆったりと座れるスペースの3列目シートの設定や、定員乗車時でも十分な容量を確保した荷室、優れた静粛性など、全ての乗員が快適に移動できる室内空間を徹底的に追求。
また、GA-Kプラットフォームの採用等により、NXやLX、RX等の次世代レクサスラインアップでも磨き上げてきたレクサスならではの走り「Lexus Driving Signature」をTXでも実現している。
パワートレーンは、2.4Lターボガソリンエンジンに加え、実用的なEV航続距離とリニアな加速とともに高い質感を備え、ラグジュアリーな世界観を実現するレクサス初の新開発3.5L V6 プラグインハイブリッドシステム仕様や、リヤの高出力モーターと四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用した“F SPORT PERFROMANCE”専用の2.4Lターボハイブリッドシステム仕様を設定し、カーボンニュートラル社会実現への貢献と運転をより楽しみたいというニーズへ応えていく。
デザインでは、機能と品質を兼ね備えた実用的エレガンス(PRACTICAL ELEGANCE)をコンセプトとし、また、空力性能などフロント機能全体を包括的に捉えたLEXUSの新たなフロントフェイス「ユニファイドスピンドル」として表現した。
他にも、先進の予防安全技術「Lexus Safety System +」などにより、長距離移動などにおける運転をサポートし、ユーザーの移動時間をより快適にするという。
【主要諸元】※プロトタイプ
関連情報:https://lexus.jp/
構成/土屋嘉久