ゴルフ用距離計測器「Shot Navi」シリーズを販売するテクタイトでは2008年販売開始以降、30機種以上の製品をリリース。現在ではシリーズ累計販売台数150万台を超える国内シェアNo.1のブランドとなっている。
今回は2023年春夏シーズンの新製品として、レーザー距離計測器「Laser Sniper ELUA」「Laser Sniper nano GR」の2 機種と、GPS距離計測器「INFINITY」「Evolve PRO Touch」4機種を発表した。
Laser Sniper ELUA〜1300ヤード離れたターゲットを0.2秒で計測
計測結果をリマインド表示させることで、ファインダーを覗くことなく計測した結果をゆっくりと確認でき、また計測後も振り返られる機能を採用した。
また、1300ヤード離れたターゲットまでを0.2秒で高速に計測できる高精度エンジンを搭載。晴天時はもちろん雨天などの環境下でもしっかりと距離が計測できるハイスペックな仕様となっている。
さらに1回の充電で最大約3万9000回計測することが可能だ。
寸法/95.5×61×36mm
重量/145g
バッテリー/リチウムポリマーバッテリー
充電時間/約3.5 時間
フル充電時使用回数/ポイント計測時 約3万9000回
計測範囲/5~1,312y (5~1,200m)
計測誤差/± 1m
倍率/6 倍
レーザー波長/905nm
レーザー規格/IEC 60825-1 Class 1M Laser Product
レンズ径、有効径/21mm、19.8mm
ひとみ径/3.3mm
アイレリーフ/14.7mm
動作温度/0~50℃
保管温度/20~60℃
防水/IPX4 相当(生活防水程度)
サイト直販価格/1万9800円(税込)
INFINITY〜屋外で見やすい反射型カラーメモリー液晶(MIP)を採用
GPS 腕時計タイプのモデル。従来までの製品とデザインを差別化し、四角型の液晶を採用しながらも、本体とベルトの一体感を持たせた柔らかみのあるデザインが特徴。ゴルフらしさを織りなすディンプル模様を施した。
機能的には屋外で見やすい反射型カラーメモリー液晶(MIP)を採用したほか、グリーンの起伏をヒートマップで表現することで、アプローチショットをグリーンのどこを狙うことでパットがしやすいかなど、戦略的なプレーをサポートする。
また、ショットナビのGPS モデルは全世界3万以上のゴルフ場に対応しているため、世界中での使用が可能だ。
寸法/54.3 ×39.6×12mm (ベルト除く)
重量/48g
ディスプレイ/MIPカラー反射型液晶
バッテリー/リチウムポリマーバッテリー
防水/ IPX7 (生活防水程度)
フル充電時間/2.5時間(PC経由時)
使用時間/GPS 使用時 最大約8時間 時計モード 最大約20日
データ更新方法/PC : USB ストレージモードによるデータ更新
付属品 充電/通信用USBケーブルクイックスタートガイド兼保証書
サイト直販価格/2万5960円(税込)
Evolve PRO Touch〜現在地点から見たグリーンの状況をリアルタイムに表示
腕時計タイプでは最大の1.4 インチカラーメモリ液晶を採用し、かつタッチパネルを搭載したモデル。
ボタンの配置を片側のみにすることで、使用中のボタンの誤操作リスクを軽減した。また、タッチパネルによる直感的な操作も可能だ。
「INFINITY」同様、Green Eye機能はさらに進化し、現在地点から見たグリーンの状況をリアルタイムに表示するDynamic Green Eyeへと進歩。
また、タッチ操作でボールの落下地点をタップすることで、その場所からのパッティングの距離と勾配情報も知ることができる。
寸法 /47.5×14mm(ベルト除く)
重量/62g
ディスプレイ/MIPカラー反射型液晶
バッテリー/リチウム ポリマーバッテリー
防水/IPX7(生活防水程度)
フル充電時間/約2.5時間(PC経由)
連続使用時間/GPS 使用時 最大約8時間 時計約15日
データの更新/USB ストレージモードによるデータ更新
付属品 充電/通信用USBケーブル、クイックスタートガイド兼保証書
サイト直販価格/4万4000円(税込)
Laser Sniper nano GR〜高低差情報を使用しない競技モードに切り替え可能
クレジットカードよりも小さい「世界最小・最軽量」が特徴の計測器。緑と赤の2 色のOLED を採用し、ゴルフ場という緑が多い環境下でもスムーズに計測が行なえ、ファインダー内に表示される計測距離もしっかりと確認することができる。
近年、競技においても距離計測器の使用が認められているが、高低差の計測は不可とされているため、本製品では高低差情報を使用しないモード(競技モード)に切り替え可能。
それらを外部から認知できるLEDランプも搭載しており、競技においても安心して使用することができる。
※7月より販売開始予定
関連情報
http://www.techtuit.co.jp/domain/wp/
構成/清水眞希