梅雨に入り、田んぼの近くにあるわが家で、はますます元気にカエルが鳴いています。雨に濡れてつやつや輝く緑のカエル。何を食べていて、寿命は何年?家で飼えるのか?などなど、身近な生き物なのに意外と知らない事ばかり。今回はカエルの魅力たっぷりの新刊書「ぴよのカエルびより」の著者ぴよさんに、インタビューをお願いしました。
アマガエルの寿命は約5年
――カエルの魅力たっぷりの新刊書「ぴよのカエルびより」(KADOKAWA刊、定価1450円+税)から発刊されました。どの写真もビックリするほど可愛い!ぴよさんはお子さんが連れてきたアマガエルから飼育をスタートされたそうですね?
ぴよさん はい。エサは最初、子供が毎日捕まえてきていました。小さなバッタやコオロギ、ワラジムシをあげるとすぐに飛びついて食べていました。寿命は約5年くらいです。カエルって意外と長生きな生き物なんですよ。
――5年!長生きですね。ぴよさんはYouTubeで「絶対にやってはいけないこと」として、別の個体と一緒にしないように教えてくれました。アマガエルでも大きな子と小さな子を一緒に飼育するとエサと間違えてしまうのでしょうか?
ぴよさん アマガエルでも大きな子と小さな子を一緒に飼育すると食べてしまいます。自分の口に入る小さな生き物は同じカエルでもエサに見えてしまうんです。
――気を付けたいです。今、ぴよさんは何匹のカエルさんと暮らしていますか?
ぴよさん 今は約60匹のカエルと暮らしています。
――ぴよさんは幼い頃からカエルが好きだったのですね?犬や猫、小動物や小鳥などを飼育したことはありますか?
ぴよさん 小さい頃からカエルはもちろん、どんな生き物も大好きでした。小学生の頃はダンゴムシやカナヘビに夢中で、よく家に連れて帰っていました(笑)
他には犬、うさぎ、インコ、ウーパールーパー等色んな生き物を飼育した事があります。実は今でもうさぎやインコも家にいます。
――新刊書のたくさんの写真を見て、カエルの可愛らしさと同時に表情豊かなことに驚きました。どんな時にどんな表情をしますか?
ぴよさん 私が一番好きな表示はご飯を食べた時に見せる、口を開けて笑ったような表情です。
他にも、ご飯がいらない時は目を閉じて「いらない」という表情をしたり、寝ている時は普段見る時と別人(カエル)のような顔になります(笑)
――寝顔!素敵ですね、他にぴよさんが考えるカエルの魅力はどんな点でしょうか?姿かたち?しぐさ?教えてください。
ぴよさん カエルの魅力は感情豊かな所だと思います。無表情に見えて色んな表情や仕草でカエル達の気持ちを知る事ができます。