③自社の人材や設備の課題対策としては、「無駄の削減」「自動化・省人化」「人材確保」が上位
「自社で抱える人材や設備に関する課題対策として必要だと思うことを教えてください」という質問に対して回答が多かったのは、「無駄の削減」「自動化・省人化」「人材確保」という項目だった。人手不足に対して、業務の効率化や自動化で対応しようとする姿勢が伺える。
④「自動化・省人化」を改善策としている一方で、「取り組んでいる」は2割に満たず
②で、「設備・環境投資(自動化・省人化)が進まない」ことを課題に挙げていた人に課題対策の状況を聞いたところ、「取り組んでいる」と回答した人は2割に満たないという結果だった。
また、「自動化・省人化(ロボット導入)」を課題対策に挙げつつ「取り組んでいる」人に、自動化に満足しているかどうかと目標に対する進捗率を聞いたところ、7割以上の人が満足しておらず、目標進捗率が30%以下と回答した人は6割を上回る結果となった。
各業種で取り組みが進んでいないことに加え、取り組んでいてもまだ十分ではないと考える人が多数であることがわかった。
<調査概要>
・調査内容:自動化・省人化に関する調査
・調査対象:全国の25~69歳の男女1,043名(下記詳細)
※製造業、三品業界、一次産業、建設・建築業、物流業に携わる方
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2023/05/19~05/24
出典元:株式会社山善
構成/こじへい