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不動産会社が今後導入したいDXサービス、3位内見予約、2位IT重説システム、1位は?

2023.06.13

デジタルスキルや知識の獲得は、「個人にまかせている」が55.2%

「社内で、デジタルスキルや知識をどのように育成していますか」の質問では、「個人にまかせている」55.2%が最も多く、次いで多かったのは「育成していない」で33.8%だった。

従業員がデジタルスキルや知識を獲得できるよう積極的に機会を提供している会社は多くなく、また、DXを推進するうえで重要な「デジタル人材」の育成が個人の努力に依存していることがわかる。

会社として積極的にデジタル人材の育成をしていないことが、同時に「DXに取り組む必要性」を感じる機会の損失につながっている可能性も考えられる。

今後DX化・デジタル化が望ましい管理業務は「手作業による書類管理と郵送業務」

同じく、取り扱い業務で、「賃貸管理・建物管理業務を行っている」と回答した人に向けた「今後DX化・デジタル化できると良い管理業務を教えてください」の質問では、「手作業による書類管理と郵送業務」が52.3%、次いで「契約書の管理」が40.3%、「支払い・請求業務」32.9%という結果になった。

書類の作成、管理業務において特にDX化やデジタル化のニーズが高いことがわかる。

今後導入したいサービスは「電子契約システム」

今後新たにDXサービス導入を検討している人を対象とした、「今後、導入を検討したいDXサービスはありますか」の質問では「電子契約システム」が48.6%、次いで重要事項説明をオンラインで行なう「IT重説システム」が38.8%だった。

昨年5月に「不動産取引の電子契約」が可能になったことによる「電子契約システム」への関心は今後も高まりそうだ。また、それに伴い、IT重説システムの導入ニーズも高まっていると考えられる結果となった。

調査概要
実施期間/2022年4月3日(月)~4月21日(金)
回答数/518名
調査対象/不動産管理会社、不動産仲介会社
実施方法/LIFULL HOME’Sによるメルマガ調査

関連情報
https://www.homes.co.jp/

構成/清水眞希

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