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スキマバイトの利用者動向から読み解く飲食業界の人手不足、コロナ禍よりレストランで56倍、居酒屋で37倍に募集拡大

2023.06.12

スキマバイトサービス「タイミー」を提供するタイミーから、アフターコロナを迎えた飲食業界の景気回復とそれに伴う人手不足の実態レポートが発表された。

同レポートは飲食事業者の「タイミー」利用動向分析に基づき作成されたものだ。

飲食業界の求人動向〜最繁忙期を超える過去最高の募集人数を記録

過去2年の「タイミー」の飲食業界の募集人数推移を見てみると、コロナ禍(2021年4月)からおよそ46倍に拡大している。

2023年4月には、業界最繁忙期の12月(2022年12月)を超える過去最高値を記録。行動制限が緩和され、人流が戻ったことにより、飲食業界におけるスキマバイトの需要が急増していることがわかる。

業種別動向〜2年前と比較するとレストランは約56倍、居酒屋は約37倍に需要拡大

レストランや居酒屋・バー、カフェ、ファストフードなど各種業種を集約した飲食業界全体のうち、特に著しい伸びが見られたのはレストラン、居酒屋・バー業種。

2023年4月は両業種ともに募集人数が過去最高となり、2年前と比較するとレストラン業種は約56倍、居酒屋・バー業種は約37倍となった。

アフターコロナを迎え景気回復に拍車をかけるためにも、人材が求められていることがわかる。

業種別変化〜アフターコロナの働き方変化でカフェ・喫茶業種の募集人数も約16倍に

また、カフェ・喫茶業種も、レストランや居酒屋業種と同じく2023年4月に過去最高の募集人数を記録。2年前の約16倍に増加した。

「リモートワークから出社スタイルに働き方が変化したことで、カフェの利用者が増加している」という事業者の声も寄せられており、アフターコロナの働き方の変化でカフェ需要が高まり、人手が必要な状況になったと推察できる。

店内飲食とデリバリーの構成比変化〜店内飲食とデリバリーの募集人数対比が9対1へ

過去2年のコロナ禍で需要が高まったデリバリーと店内飲食の募集人数の構成比を見てみると、新型コロナウイルスの特別措置法が発令された時期にデリバリー需要が著しく増加した傾向が見られた。

その後、行動制限が緩和された今年4月には構成比が9:1(店内飲食:デリバリー)となったが、デリバリーの募集人数推移を見ると、2021年4月と比較して今年4月はおよそ2.3倍に増加している。

飲食店の景気回復が進む一方でデリバリーの需要は継続しており、デリバリーやテイクアウトというコロナ禍で浸透したスタイルが、食事の楽しみ方の選択肢として定着しつつあると考えられる。

関連情報
https://timee.co.jp/

構成/清水眞希

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