日立グローバルライフソリューションズは、甘みを引き出し、粒立ちよく炊き上げる「圧騰甘み炊き」を採用したIHジャー炊飯器「ふっくら御膳 RZ-W100GM」を7月上旬に発売する。価格はオープン。予想実勢価格は98,800円前後。
「ふっくら御膳 RZ-W100GM」は、多くの食通が認める京都の銘店である京の米老舗 八代目儀兵衛監修のもと、ごはんの甘みを引き出し、粒立ちよく炊き上げる日立独自の炊飯方式「圧騰(あっとう)甘み炊き」を新たに採用したモデル。
甘みを引き出すためには、じっくりと浸してお米の芯までしっかり吸水させることが大切だが、浸し時間を長くするとやわらかい炊き上がりで、粒感がなくなる傾向がある。
そこで、本製品では、「浸し」工程を調整するとともに、甘みを引き出しながら粒立ちを維持するために「高温蒸らし」工程を調整。これにより、土鍋釜の炊き上がりのような粒立ちで、かめばじわっと甘みが広がるおいしいごはんを実現する。
また、日立のコネクテッド家電がより便利に使える家事サポートアプリ「ハピネスアップ」にも対応。本体と連携することで、炊き上がりを好みにカスタマイズできるほか、八代目儀兵衛のブレンド米「翁霞」コースをはじめとするアプリ専用コースによる炊飯や調理も可能。
炊飯設定や予約時間の変更、お米の在庫管理などもアプリで行なうことができる。
さらに、炊飯コースに、「冷凍用」コースを新採用。冷凍したごはんはレンジであたためるとパサつく傾向があるが、「冷凍用」コースで炊いたごはんをレンジであたためると、パサつきを抑えたふっくらしたごはんに仕上がるという。
そのほか、「蒸気カット」を採用しているのも嬉しいポイント。炊飯中の蒸気がほとんど出ないので、例えばスライド式の棚のなかでも蒸気がこもらず、炊飯器の置き場所に困ることがないのだ。
主な仕様は、炊飯容量が1.0L(5.5合)、炊き方が圧騰甘み炊き、圧力が最高1.3気圧、内釜が大火力 沸騰鉄釜(カーボンフッ素6年保証)。本体サイズは幅248×302×234mm、質量は約6kg。本体色は漆黒。
あわせて、「ふっくら御膳」シリーズとして、「RZ-W100GM」と一部の仕様や本体色の異なる「RZ-V100GM」も同時発売。価格はオープンで、予想実勢価格は60,300円前後。圧騰甘み炊きを採用し、スマホ連携機能は非搭載。本体色はフロストホワイトとフロストブラックの2色を用意する。
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構成/立原尚子