スタイリングは秀逸!乗ってわかったルイガノの子乗せ自転車「LGS ASCENT deluxe」の○と×
2023.06.11■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪
我が家は今年の4月から子どもの保育園への通園が始まった。
それに先立ち購入したのが今回紹介する「ルイガノ」から発売されている子乗せ自転車『LGS ASCENT deluxe』である。
正確には22年9月に購入して今年の4月まで店舗の方に預けていたため、使用歴としては1ヶ月半程度というところだが、今回は実際に使用した実感も交えてこちらの自転車を紹介していこう。
『LGS ASCENT deluxe』とは?
『LGS ASCENT deluxe』はスポーツサイクルでも人気のあるブランド「ルイガノ」から発売されている子乗せ自転車である。
日本製の電動ユニットを搭載した電動アシスト付きモデルであり、子乗せ自転車の中では基本的な機能を備えたスタンダードなモデルと言える。
走行性や機能面でこれといった特長があるわけではないものの、後ほど紹介するようにデザイン性が他の自転車よりも優れており、男性にはこの点からお薦めのモデルである。
充電時間は3.5時間で走行可能距離は最長66kmである。手元で操作できるハンドルロックや暗さを感じると自動点灯するランプヘッド等、子乗せ自転車として有難みを実感する機能も搭載されている。
なお、チャイルドシートの取り付けはオプションとなるが、前後に取り付けると最大3人乗りにすることも可能となっている。
子どもが小さいうちは前乗せで、大きくなってからは後乗せとしてチャイルドシートを取り付けることも可能だ。
『LGS ASCENT deluxe』の特徴
ここから実際に使用してみて気になったポイントを中心に特徴を紹介していこう。
◆乗り降りしやすくデザイン性の高いフレーム形状
『LGS ASCENT deluxe』のデザインの特徴は車高が低く、前後に長い点だ。まずタイヤ径が20インチと小さい部類に属するのでその分車高が低くなり、使用者本人の乗り降りが容易になる。
それだけでなく、その分子ども座席の位置も低くなるので子どもの乗せ降ろしがしやすく、万が一自転車が倒れてしまった場合の子どもへの衝撃も少なくすむ。
◆随所に光るセンスの高さ
『LGS ASCENT deluxe』のデザインを見ていくと、細かい部分でそのセンスの高さを感じることが多い。
例えばハンドル1つとっても本体のブラックとは異なるブラウンのグリップにアクセントが効いている。
サドルもハンドルと同じブラウンのカラーが採用されている。
本体には数か所ブランド名が入っているがこちらも程よいアクセントになっている印象である。
なお、本体がブラックのモデルではこのブランド名のカラーはホワイトではなく、若干黄色みがかったカラーとなっているが、彩度も控えめであり悪目立ちすることはない。
『LGS ASCENT deluxe』には前方にカゴが標準搭載されている。十分な容量を有しており、保育園の登園時に持参するバッグ等を入れるのに役立っている。
こちらのカゴも前後で若干デザインが異なっており、単純に後からカゴを付けたというよりは自転車の1パーツとしてデザインされている印象で好感が持てる。
なお、カゴとフレームを繋ぐ部分には「BRIDGESTONE」のロゴプレートが付いている。