物価の優等生であった「たまご」をはじめ、さまざまな品の値上がりが続いている。そこでクロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「価格に関する調査(2023年)」を実施。
物価が上がり続ける状況で、牛乳やたまご、ラーメン、ハンバーガーの適正価格について、4つの質問から、モノやサービスの受容価格帯を明らかにする「PSM分析」を行った。
PSM分析でわかる、牛乳、たまご、ラーメン、ハンバーガーの最適価格
PSM分析の結果、食品の最適価格(最も商品を買う人が多いと想定される価格)は下記の通りとなった。
たまごは上限価格(これ以上高い価格になると市場に受け入れられなくなる価格)は300円、妥協価格(この程度の価格なら買ってもよいと思う価格)は218円、下限価格(これ以上安いと品質に不安を感じられるようになる価格)は144円となっている。
最近、ぜいたく品になってきたと感じるモノやサービスとしては「たまご」が100件以上でTOP。「外食」「自動車」が続く。外食の中では、ファストフードをあげる人が多くみられた。
買おうと思っていた食品の価格が思ったより高かった場合、「代わりになる、別の種類の食品を買う」「その食品を買うのをあきらめる」「賞味期限間際で割引になっているものを買う」が3割台という結果に。
次いで「他で安く売ってる店が無いか探す」は29%、「高くても買う」は1割程度であった。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2023年5月26日(金)~5月29日(月)
有効回答数:本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある
関連情報:https://www.cross-m.co.jp/report/life/20230531PSM/
構成/Ara