ついに走破!国道439号線!!
杓子峠を抜けると、いよいよ四万十市の街へと入りました。完走まで残り10km。旅の終わりが見えてきました。
全長341kmにわたる439号線を思い返してみると、一番の特徴は酷道区間の長さであったように感じます。峠だけでも5個、しかもどれもが「難所」と呼ばれる道で、最初から最後までクライマックスが続いているような感覚でした。
また道中にあるのは小さな集落がほとんどで、大きな街はスタート地点の徳島市とゴール地点の四万十市のみという点も珍しいところ。この秘境感が多くのファンを引き付ける要因なのかもしれません。
そうして、ようやくたどり着いたゴール地点がこちら。高知県四万十市駅前町、片側2車線の大きな交差点でした。
ギリギリ明るい時間にたどり着けた終点にガッツポーズ。数ある酷道の中でも特に走りごたえのある道であったことは間違いありません!
今回撮影をしながらも楽しく走り切ることができたのは、途中で1泊の休憩をはさんだおかげなのでしょう。もしもノンストップで一気に駆け抜けていたならば、疲労困憊でまったく楽しめなかったはずです。ただ1本の道をたどって走るというシンプルな行程なのに、大冒険の気分を味わえました。
繰り返すようですが、もしもこの記事を読んで国道439号線を走ろうと思う方がいましたら、十分に時間に余裕を持って、いつも以上の安全運転でお楽しみくださいね!
文/高木はるか
アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。
高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com
編集/inox.