DIME MAGAZINE
「美しくを、変えていく。」をスローガンに数々の美容機器を作り続けてきたヤーマンが今年設立45周年を迎えた。ヤーマンは、日本初となる体脂肪計を開発し、業務用、家庭用美容機器の開発に取り組んできた美を探求する企業。
近年は、顔専門トレーニングジム「FACE LIFT GYM（フェイス・リフト・ジム）」を手掛けるなど、長いマスク生活でたるんだ表情筋に美のアプローチを施すなど注目を浴びている。
そんなヤーマンが今までにない新たな美顔器を発表した。日本初の進化するAI美顔器「HAKEI（ハケイ）」だ。
新時代のスキンケアデバイスは人間中心の新たなテクノロジー
「HAKEI（ハケイ）」は、一見、既存の美顔器と変わりないようなデザインだが、AIを導入した最先端の美顔器。使用する化粧水や美容液のスキンケア成分を最大限生かせる動作をAIが自動で生成するというのだ。ヤーマン開発本部 電気設計部の星野真唯さんはこういう。
「これまでの美顔器は、化粧品に合わせて浸透させることができませんでしたが、HAKEIはお手持ちの化粧品の成分を自動解析し、ヤーマン独自のアルゴリズムで浸透に適した波形を生成。成分を、より肌の奥へ届けることができるようになりました」
そもそも、美顔器などの美容機器は光や超音波に加え、電気エネルギーの力を借りて肌の奥にアプローチする構造。ヤーマンが生み出したのは、その電気エネルギーの波形をコントロールし、化粧品に配合された成分を最大限に活かす技術。
肌にいいとされる美容成分は数多く存在するが、それら全てを同じ波形でアプローチするよりも、それぞれに適した波形でケアすることで効果を引き出すというのだ。対応する化粧品は、日本市場で発売されている化粧品ほぼ網羅しているという。
「電気エネルギーの波形を自在に操る事で、今までの美顔器にできなかったことができるようになった新しい美顔器です！」（星野さん）
日本初！進化する美顔器の誕生
「HAKEI」の凄味はこれだけでは終わらない。一般的な美顔器同様、浸透とリフトを叶える基本モード「ENRICH LIFT」に加え、専用アプリと接続して好みのモードにカスタマイズできる「my MODE」を搭載。
「『my MODE』は最大3モードを、その時のお悩みに合わせてカスタマイズできるのが特徴です。たとえば、目元のケアやフェイスラインなど、部位に寄り添ったモードをニーズに応じて専用アプリから購入し、『myMODE』に追加することが可能です」
「購入したモードは必要な時に美顔器にダウンロードして使用できます。なりたい肌や必要なお手入れに合わせて自分のお好みのモードを揃えることができる、進化していく美顔器です」（星野さん）
美顔器自体を買い替えることなく常に自分に合ったモードを好きな時に体感できる進化する美顔器。今後、悩みに合わせたモードが順次発売されるという。また、「HAKEI」はアプリを通じてクラウドサーバー内のデータと通信するため、PCやスマホのようにソフトウエアアップデートも行なえる。
「HAKEI」を実際に体験！「myMODE」に感動
「HAKEI」を実際に体験した。まずは、「myMODE」で2万点以上のスキンケア化粧品データから使用する化粧品を検索して選択。
するとスキンケア成分を解析し、成分に応じて浸透に適した波形を即座に生成。「最適波形が登録されました」の文字が。
準備が整ったところで登録した化粧品を塗った肌に「HAKEI」を滑らせると、微かな電気刺激、温かさを感じるスキンケアがスタート。手に塗った化粧品の成分を分析し、自分だけのケアが今この瞬間に行なわれている。
なんとなく美顔器を使っているのとは違う、確かなアプローチが実感できる印象だ。使用する化粧品が変わっても対応できるため、コスメの縛りもない。
「HAKEI」を体験できるPOP UP イベント開催
そんな新時代の美顔器「HAKEI」を実際に体験できるイベント「Cosmetic Bar “HAKEI”（ハケイ）」が、6月21日(水)～25日(日)の5日間、東京・表参道で実施される。普段使用しているスキンケア化粧品（化粧水、美容液、シートマスクなど）を持参することで、いつものスキンケアとの比較も体感できるという。
また、3D皮膚測定器による「ほうれい線測定」も実施。普段なかなか見ることのできない、気になる肌の状態もチェックできる。自身の肌と向き合いながら、スキンケアをアップグレードさせたい方は体験してほしい。
イベント名：YA-MAN Cosmetic Bar “HAKEI”（ハケイ）
会場：青山Rand（東京都渋谷区北青山3-15-5 ポルトフィーノA12）
日時：2023年6月21日(水)～6月25日(日)
営業時間：11：00～19：00
関連情報：https://www.ya-man-tokyo-japan.com/products/forface/hakei/
取材・文／太田ポーシャ
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