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圧巻のパフォーマンス!M2 Ultraチップを搭載したアップルの新型「Mac Studio」と「Mac Pro」の進化

2023.06.11

Appleからプロ向けシステムとして新たにMac StudioとMac Proが発表された。

まずMac StudioはM2 Maxと新しいM2 Ultraを搭載。パフォーマンスの大幅な向上と、強化された接続性を驚くほどコンパクトなデザインに凝縮している。

Mac Studioは、最もパワフルなInteベースの27インチiMacよりも最大6倍高速で、M1 Ultra搭載の前世代のMac Studioよりも最大3倍高速な処理を実現している。

両モデル共に予約注文が開始されており、6月13日からの発送が予定されている。なお同日よりApple StoreとApple製品取扱店での販売が開始される予定。

Mac Studioは29万8800円(税込)〜、Mac Proはタワー型とラックマウントの2種類の筐体から選択可能で、Mac Pro(タワー型筐体)は104万8800円(税込)〜、Mac Pro(ラック型筐体)は109万8800円(税込)〜。

今回の発表に際してAppleのハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、ジョン・ターナス氏は次のように話す。

「新しいMac StudioとAppleシリコン搭載のMac Proは、私たちがこれまでに作ったMacの中で最もパワフルなものの2つです。Mac Studioはあらゆる場所で活躍するプロにとって画期的な製品として、世界中の何十万ものホームスタジオやプロスタジオの中心にあります。

今回、Mac StudioはM2 Maxと新しいM2 Ultraによってさらに向上し、より優れたパフォーマンスと強化された接続性を備えています。また、内部の拡張という汎用性が必要なユーザーのために、Mac ProではPCIeスロットをAppleの最もパワフルなチップと組み合わせています。

新しいMac StudioとMac Proがほかのプロ向けのシステムに加わり、Appleがこれまで提供してきた中で最もパワフルで有能なプロ向け製品のラインナップをユーザーに提供します」

Mac Studio〜圧巻のパフォーマンス

M2 Max搭載のMac Studioは、前世代のMac Studioよりも最大50パーセント高速で、最もパワフルなInteベースの27インチiMacよりも4倍高速であり、12コアのCPU、最大38コアのGPU、400GB/sのメモリ帯域幅を持つ最大96GBのユニファイドメモリを搭載している。

M1 Max搭載のMac Studioと比較すると、After Effectsを使用するモーショングラフィックデザイナーは、最大50パーセント速くレンダリングを行うことが可能。

デベロッパは、最大25パーセント高速なパフォーマンスにより、Xcodeを使って新しいバージョンのアプリのビルドを圧倒的な速さで実行できるという。

一方、M2 Ultra搭載のMac Studioは、同社によればM1 Ultra搭載の前世代のMac Studioよりも最大3倍高速で2、最もパワフルなIntelベースの27インチiMacよりも最大6倍高速だという。

24コアのCPU、最大76コアのGPU、800GB/sのユニファイドメモリ帯域幅を持つ最大192GBのメモリを搭載し、ワークステーションクラスのパフォーマンスを発揮。

こちらもM1 Ultra搭載のMac Studioと比較すると、Octaneを使用する3Dアーティストは、最大3倍速くレンダリングを行なうことが可能だ。

DaVinci Resolveを使用するカラリストは、以前より最大50パーセント速くビデオ処理を実行できる。

Mac Pro〜Appleシリコンへの移行が完了

IntelベースのMac Proは、標準は8コアのCPUで、さらにコア数を増やした構成も可能だったが、Mac ProはすべてAppleの最もパワフルな24コアのCPUと最大76コアのGPUを搭載。メモリとSSDストレージの容量は標準の構成で2倍になった。

また、新しいMac Proは、800GB/sのユニファイドメモリ帯域幅を持つ最大192GBという大容量のメモリで構成が可能。このメモリ容量は、最も先進的なワークステーション向けグラフィックカードをはるかに上回っている。

また、M2 Ultra搭載のMac Studioと同じ業界をリードするメディアエンジンも装備。どちらも、かつてないほど多い22本の8K ProResビデオストリームの再生に対応する。

IntelベースのMac Proと比較すると、ビデオトランスコードや3Dシミュレーションなど、負荷の高い実際のプロのワークフローを最大3倍の速さで実行。

ビデオエンジニアは、24本の4Kカメラフィードの取り込みとProResへのエンコードをリアルタイムですべて1台のマシンで行なうことができる(6枚のビデオ入出力カード使用時)。

そしてMac Proの幅広い接続性が、8つの内蔵Thunderbolt 4ポートによってさらに向上。背面に6つ、上部に2つのポートがあり、合わせて以前の2倍の数を搭載している。

これにより最大6台のPro Display XDRに対応するほか、高速ワイヤレス接続のために搭載されるWi-Fi 6EとBluetooth 5.3にも対応する。

新しいMac Proは7つのPCle拡張スロットを備え、そのうち6つは以前よりも2倍高速なgen 4に対応する空き拡張スロットになる。これにより、ユーザーは必要不可欠なカードで、Mac Proをカスタマイズできる。

関連情報
https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/06/apple-unveils-new-mac-studio-and-brings-apple-silicon-to-mac-pro/

構成/清水眞希

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