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「薄毛」と認定されるおでこの広さは何cm?

2023.06.07

アンファーは2017年より全都道府県在住の合計4700人を対象とした頭髪事情に関する調査を実施しているが、先日2023年次の「薄毛の境界線」に関する調査を実施。結果をグラフと図表にまとめて発表した。

2023年の薄毛の境界線は6cm。薄毛に厳しいニッポンに

おでこの広さ(眉毛の上から生え際まで)4~8cmの選択肢(イラスト参照)の中から、4cm・5cmと回答した人を「厳しい」、7cm・8cmと回答した人を「寛容」とし、薄毛と感じる認定ライン「薄毛の境界線」(以下、境界線)について質問したところ、回答数の最も多かった境界線は「6cm」となった。

6cmは指の本数に例えるとおよそ4本。おでこ(眉毛の上から生え際まで)に指4本が収まる人は薄毛に認定されるというわけだ。

昨年の境界線は、2019年から4年連続となる「7cm」で薄毛に「寛容」だったが、今年の調査結果から以前より、薄毛に関して厳しい目で見られていることがわかった。

また全回答の境界線平均値は6.1cmとなり、前年と比較して-0.09cm(※1)と平均値からも厳しい境界線となっている。
※1  22年の境界線平均値6.19cm

男性が薄毛に厳しい傾向に

男女別の境界線を見てみると、“4cm・5cm「厳しい」”と回答したのは男性33.8%、女性18.8%で、“6cm”との回答は男性28.4%、女性38.5%、“7cm・8cm「寛容」”との回答は男性37.8%、女性45.4%だった。

昨年の調査結果と比較すると、「厳しい」と答えた男性は昨年より+4.6%、女性は+2.2%と男性が境界線について厳しくなっている。

23年の境界線の平均値を男女で比較すると男性5.98cm、女性6.22cmと女性が約0.24cm上回っており、薄毛について寛容だと言えるだろう。

男女の年代別境界線平均値では、男性20代5.86cm、60代は6.31cmと年代が高くなるごとに境界線も広くなり、20代と60代を比較すると約+0.5cmの差が生じている。

一方、女性は20代から60代までほぼ変化はない。男性は、薄毛について厳しい傾向ではあるが、年齢を重ねるに連れて寛容になっているようだ。

AGAなどの影響で、加齢するごとに薄毛が進行する可能性が高くなることもあり、薄毛に悩んでいる方の人数が多くなる為、寛容になっているのではないかと考えられる。

全都道府県で見る薄毛の境界線

47都道府県の中で最も薄毛に厳しい都道府県第1位は兵庫県(平均5.7cm)となった。どのような頭皮ケアを行っているか?」という問いに対し、「投薬や医薬品を使用している」と回答する人が全国で最も多く、「薄毛の症状で通院したことがあるか?」という問いに対しても、「ある」と回答した人が全国で最多という結果になり、兵庫県民は頭髪の悩みを改善する意識が強い傾向にあるようだ。

薄毛に厳しい都道府県第1位となった背景には、自身が頭髪に対して、意識高くケアを行っているので「他人に対しても厳しい目で見ている」と考えられる。

一方、薄毛に寛容な都道府県第1位となったのは長野県(平均6.35cm)。本調査内で「現状の髪の状態に満足しているか?」に対して、満足していないと答えた人が全国で6番目に多く、「健康に対する不安があるか?」という問に対しては「不安がある」との回答が全国で4番目に多かった。

この結果から、自身の健康や容姿に関して不安や自信を持っていない傾向にあると推察できる。

薄毛に寛容な都道府県1位という結果は、そんな自身に対して自信をもっていない傾向にあることから、他人の容姿も「厳しい目で見ていない」という背景があるのかもしれない。

薄毛の境界線に関する調査概要
調査手法/WEB調査
対象地域/全国
対象者条件/20代以上70代未満の男女
サンプル数/n=4700
調査実施日/2023年3月

関連情報
https://www.angfa.jp/news/?p=6886

構成/清水眞希

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