洗濯から乾燥まで使うならドラム式に軍配
ドラム式洗濯乾燥機には省エネ達成率の基準はないため、電気代は、消費電力量÷1000×1kWh当たりの電気代で試算、水道代は使用水量×1当たりの水道単価で算出できる。
「洗濯だけならさほど電気代はかからないのですが、乾燥機能を使うと一気に上がる。洗濯から乾燥まで洗濯機におまかせ、という共働きの子育て世代なら、省エネ性に優れ、乾きも早いヒートポンプ式1択です」
一方、タテ型で乾燥機能が付いたモデルもあるが、こちらはヒーター式乾燥のため電気代も高め。「節電の観点では、タテ型は基本的に洗濯使用に徹し、乾燥機能は予備と考えること。最低限の時間に抑えて使えば省エネできます」
省エネ【洗濯乾燥機】選びの3POINT
1. タテ型よりドラム式
大量の水で洗浄するタテ型洗濯乾燥機は、水道代がドラム式よりかかるが、洗浄力は折り紙付き。干せるならタテ型、乾燥まで使うならドラム式が省エネの考え方。
2. ヒーター式よりヒートポンプ式
ヒートポンプ式の乾燥は、湿気を含んだ空気を除湿して機外に排水し、乾いた温風で乾燥させる仕組み。ヒーター式に比べて、省エネ効果が期待できる。
3. 自動投入機能で洗剤もムダなし
節約機能として洗剤や柔軟剤の自動投入機能は必須。洗剤の入れすぎのムダや、面倒な入れ替えの手間も防げてコスパ&タイパUP。