外から庫内を確認できる機能は食品ロスを減らし、節約に役立つ
冷蔵庫選びのポイントは「大きいサイズを選ぶ」こと。
「冷蔵庫は食材を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、電力が余計にかかります。余裕を持って選びましょう」(前出・和田さん)
大型より小型のほうが電力負荷が高いのは冷蔵庫の常識だという。
「4人家族は400~500Lが目安といわれますが、置き場所があれば、作り置きや買いだめの食品もストックできる500L以上をおすすめしたいですね」
また、ドアを10秒開けたままにすると、庫内温度は3~5℃上昇するため、個別にドアの開閉が可能なフレンチドアのほうが省エネ向き。機能としては、外出先から庫内をチェックできるアプリ対応だと、二重買いのムダを減らせる。
省エネ【冷蔵庫】選びの3POINT
1. 省エネ基準達成率をチェック
現在の省エネラベルに表記される冷蔵庫の省エネ基準達成率は、2021年度が基準。約2年が経過し、達成率100%を超えつつ、低価格で購入できるモデルも多い。
2. 設置スペース内の最大サイズを選ぼう
冷蔵庫は大型ほど断熱材を使えるため、電気代が安い。最近は薄型がトレンドになり、狭いスペースに収まる大型モデルも増えている。
3. スマホ連動モデルで賢く省エネ
対応アプリの機能もポイント。カメラや重量センサーで庫内の食品在庫を確認できたり、位置情報から帰宅を検知し、庫内温度を調整するなど、省エネに大幅に貢献するアプリも。