最適な風を検知するセンサーと換気・加湿機能で省エネ
エアコン選びは、まず設置する部屋によって導入タイプを分けることが重要だ。
「シンプルな機能のベーシックと多機能なハイエンドクラスでは価格が全く異なります。あまりエアコンを使用しない部屋や、子供部屋などの個室はベーシックでも十分。逆に家族が集まる使用頻度の高いリビングでは、ハイエンドモデルの節電効果が生きてきます」
機能では、赤外線センサーを使い、ひとりひとりに合った風を届けてくれる三菱電機の『霧ヶ峰』が採用する「ムーブアイmira.i.+(ミライプラス)」、パナソニックとダイキンのハイエンドモデルに搭載される、エアコンと換気を同時に行なうことで省エネにつなげる機能が和田さんのおすすめだ。
省エネ【エアコン】選びの3POINT
1. 省エネ達成率をチェック
文字が見やすくなった統一省エネラベル。エアコンでは、積雪、低温による故障を防止するように設計された「寒冷地仕様エアコン」のラベルも追加された。
新たに寒冷地仕様のラベルが登場
2. 部屋の大きさに合わせた畳数を選ぶ
大きな部屋に対応畳数以下の小さなエアコンを置くと電気代は余計にかかる。電力負荷の大きい暖房に基準を置いて選ぶのもコツだ。
出典:一般社団法人 日本冷凍空調工業会(※機種により異なる)
3. 換気機能ありだとさらに省エネに
換気のために窓を開けると室内の冷気や暖気が一気に逃げてしまう。換気機能があれば冷暖気を逃さずムダなく換気ができる。