タイガー魔法瓶は、創立100周年記念モデルとして電気圧力鍋の新モデル「TIGER COOKPOT COK-A220」を発表した。発売日は6月21日。価格はオープンで、予想実勢価格は24,800円前後。カラーはマットブラックとマットホワイトの2色を用意する。
「TIGER COOKPOT COK-A220」は、同社が約20年ぶりに発売する電気圧力鍋。ほったらかし調理家電市場への初参入となる製品となり、“料理を一番楽しい家事にしたい”をコンセプトに、毎日の使いやすさとおいしさを追求した機能とキッチンインテリアに合うデザインを採用したという。
そんな「TIGER COOKPOT COK-A220」の最大の特徴は、圧力炊飯器の温度コントロール技術で培った、食材に適切な圧力負荷をかける「うま圧(1.15気圧)」。これにより、圧力調理後の減圧で待たされる時間を短縮できることに加えて、食材の食感や栄養などおいしさを保つ調理が可能だという。
また、50年以上続く炊飯ノウハウで、本製品で採用している約1.15気圧をかけながら、ごはんを炊きあげるのに適した炊飯プログラムを新たに開発。前機種(CAA型、2003年製)と比較して、ごはんの甘みは1.6倍という結果になったという。
調理メニューが充実しているのも魅力で、独自の「うま圧」や15分以内で調理が完了するレシピが多数の「高速」に加えて、「スロー調理」「低温調理」「無水調理」「発酵」「ベイク」「炊飯」「茹(ゆ)で」「温め」を搭載する。
さらに、ジャー炊飯器の開発で約50年間培ってきた熱コントロール技術と調理ノウハウにより、肉じゃがや豚の角煮、ローストビーフなどの定番メニューをはじめ、発酵やスイーツなど、簡単操作の40オートメニューを用意。タイガーレシピポータルサイトに掲載しているメニューを合わせると100種類以上のレシピを作ることが可能だ。
後片付けも簡単で、お手入れパーツは内なべ、つゆ受け、内ぶたの3点だけで、つゆ受け、内ぶたは食洗機にも対応。気になるにおい残りを高温短時間で除去する「圧力クリーニングメニュー」も搭載する。
もちろん、使い勝手にもこだわり、持ち運びしやすい内なべ構造や本体一体型のふたを採用。直感的に操作できる「ダイヤル&タッチキー」も搭載する。
主な仕様は、容量が約1.4L(調理容量)/約2.2L(満水容量)。炊飯容量は白米が0.18~0.54L(1~3合)、玄米が0.18~0.36L(1~2合)。使用最高圧力が15kPa。本体サイズは約幅28.1×奥行27.4×高さ22.6cm。ふた開き時の高さは約42.7cm。質量は約3.6kg。最大消費電力は650W。
製品情報
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/multi-cooker/cok-a/
構成/立原尚子