不動産情報サービスのアットホームから首都圏における「中古マンション」の価格動向(2023年3月)が発表された。
このデータはアットホームの不動産情報ネットワークにて消費者向けに登録・公開された中古マンションの価格動向について、アットホームラボに調査・分析を委託。その結果をアットホームが公表するものだ。
首都圏8エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)
首都圏の1戸あたり平均価格の前月比は、東京都下を除く7エリアが下落した。
平均価格指数の推移では、さいたま市、埼玉県他、千葉県他の3エリアが2か月連続での下落となったほか、最高値更新のエリアが東京都下のみとなるなど、全体的に上昇の勢いは弱まっている。
一方、前年同月比は21か月連続して全8エリアで前年同月超えとなった。
調査概要
・対象エリア
東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市
・対象データ
不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された中古マンション(重複物件はユニーク化)
・定義
本調査では、上記対象データの「1戸あたり登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。コメントでは、30平方m以下を「シングル向き」、30~50平方m以下を「カップル向き」、50~70平方m以下を「ファミリー向き」、70平方m超を「大型ファミリー向き」としています。
関連情報
https://athome-inc.jp/news/data/market/
構成/清水眞希