長い間ハサミを使っていると切れ味が悪くなってきます。買い替えるのもひとつの手ですが、実は身近にあるアイテムで切れ味を復活させることができます。
ハサミの切れ味は、意外と簡単に復活できる!
切れ味が悪くなったハサミでも、身近にある消しゴムやアルミホイルなどで、切れ味が復活することがあります。
ハサミの切れ味を戻す方法① 粘着剤を取りたいなら消しゴムとアルコールタイプのウェットティッシュで
セロハンテープやガムテープの粘着剤が刃についてしまうと、ベタベタして切れなくなってしまいます。このような場合は、消しゴムで汚れた部分をこすることで、粘着剤と消しゴムが混ざってポロポロと取れてキレイになります。
その後、仕上げにアルコールタイプのウェットティッシュを使うとよりキレイになります。
ハサミの切れ味を戻す方法② 刃こぼれしたならアルミホイルを使う
厚みがでるようにアルミホイルを折りたたみ、アルミホイルをハサミで切ることで切れ味が復活することもあります。
アルミニウムは金属の中でもとても柔らかく、融点(固体が液体になり始める温度)が低いです。アルミホイルをハサミで切るだけで、溶けたアルミニウムが刃の欠けた部分にくっついて補修してくれます。
切り方を意識してハサミを使おう
ハサミはカッターのように刃で切っているわけではなく、刃の上下の〝挟む力〟で切っています。刃と刃の角度が約30度の時、一番切りやすいと言われています。
【参考】たのめーる|切れ味が悪くなったら? ハサミを復活させる裏ワザ!
切れ味抜群なハサミに買い替えるのも◎
手入れをすることでハサミの切れ味は復活しますが、手入れが面倒だと感じるなら切れ味抜群のハサミに買い替えるのも良いでしょう。
コンパクトでよく切れるのがいいならコレ! 「コンパクトはさみ 刃先先丸 刃渡り65mm」
TANOSEE「コンパクトはさみ 刃先先丸 刃渡り65mm」 211円
大きいカーブと小さいカーブを組み合わせることで、刃の長さに違いが出てより軽く切れる仕様。さらに、全長165㎜とコンパクトサイズなので、コンパクトで切れ味抜群なハサミを探している人におすすめです。
【参考】TANOSEE「コンパクトはさみ 刃先先丸 刃渡り65mm」
最大約1/4の力※で軽く切ることができる。「サクットカット ヒキギリチタンコート」
ナカバヤシ「サクットカット ヒキギリチタンコート」 1210円
ナカバヤシが開発した〝プルーナーアール刃〟により、最大約1/4の力※で軽く切ることができます。さらに、金属に比べて摩擦が低い樹脂リングを搭載することで、スムーズな動きを持続。切る時のがたつきを防止してくれます。
※コピー用紙を一定枚数重ねて切った時に必要な力。ナカバヤシ従来品比
チタンコーティングで100万回切れて※長持ち! 「ハサミ(サクサ)(チタン・グルーレス刃)」
コクヨ「ハサミ(サクサ)(チタン・グルーレス刃)」1210円
チタンコーティングが施されているので、100万回切れて※長持ちしやすいハサミです。また、コクヨが開発した〝ハイブリッドアーチ刃〟により、刃先にかけて刃の角度が徐々に広がっています。これにより、今まで切りにくかったものでも、根元から刃先まで軽い力で切れます。
※上質紙(64g/平方メートル)切断時
※データは2023年3月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/山田ナナ