転職・求人情報サイトなどを運営するビズヒッツでは、ビジネスパーソン500人を対象に「仕事のモチベーションが上がらないときの対処法に関する意識調査」を実施。回答結果をランキング形式で発表した。
仕事のモチベーションが上がらないのは「仕事内容に興味が持てないとき」
現在仕事をしている500人に「仕事のモチベーションが上がらないのはどんなときか」を聞いた。
その結果、1位になったのは「仕事内容に興味がもてないとき(103人)」でした。以下、2位「雰囲気・人間関係が悪いとき(85人)」、3位「体調が悪いとき(83人)」と続く。
モチベーションが下がる原因を大きく分けると「仕事内容や量」「会社のシステム」「上司・同僚」「体調」となった。
仕事そのものに不満がある人も多くいるが、周りに影響されてモチベーションが下がる人も目立つ結果となった。
仕事のモチベーションが上がるのは「評価・感謝されたとき」
では反対に仕事のモチベーションが上がるのはどんな時なのか。
最も多かった回答は「評価・感謝されたとき(128人)」だった。以下、2位「仕事がうまくいっているとき(98人)」、3位「仕事内容が好き・得意(55人)」という結果に。
「人から評価・感謝されるとやる気が出る」という人が多数という結果から、仕事ぶりを評価されるためには、ほめてくれる同僚や顧客がいる雰囲気の良い職場で、自分に合った仕事をする必要がありそうだ。
仕事のモチベーションが上がらないときの対処法は「気分転換を試みる」
最後に「仕事のモチベーションが上がらないときの対処法」を聞いたところ、1位になったのは「気分転換を試みる(174人)」だった。
以下、2位は「自分にご褒美を用意する(86人)」、3位は「とにかく仕事に集中する(70人)」に。
「気分転換」が圧倒的多数となったが、仕事の合間でもちょっとした気分転換はできるため、実践しやすいことが理由だと考えられる。
ささやかなご褒美でも喜べる人なら、「自分にご褒美を用意する」も比較的取り組みやすい方法といえるだろう。
調査結果のまとめ
仕事内容に興味が持てなかったり、人間関係や評価に理不尽さ・不公平を感じるなど、仕事のモチベーションをなくしてしまう人は多い。反対に小さなことでも褒められると、やる気が湧いてくる人もいるはず。
今回の調査では、モチベーションが低くなってしまったときには、気分転換やご褒美で乗り切っている人が多数いることがわかった。
気分転換やご褒美でもやる気が湧いてこない場合には、「モチベーションに頼らず、とにかく仕事を始めてみる」という方法もある。
一方、毎日毎日モチベーションをあげるために工夫をしなくてはならない仕事・職場は、そもそも自分に合っていないのでは、という考え方もある。
自然にモチベーションがあがる職場に変わりたいという人は、転職や異動を検討してみるのも一つの方法かもしれない。
調査概要
調査対象/現在仕事をしている人
調査期間/2023年3月27日~31日
調査機関/自社調査
調査方法/インターネットによる任意回答
有効回答数/500人(女性308人/男性192人)
回答者の年代/20代 22.6%、30代 39.0%、40代 26.6%、50代 9.6%、60代以上 2.2%
関連情報
https://bizhits.co.jp/media/archives/32762
構成/清水眞希
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