DIME MAGAZINE
ソニーは、映える動画を手軽に撮影できる小型軽量なレンズ一体型デジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1 II」を6月23日に発売する。価格はオープンで、市場推定価格はカメラ単体の「VLOGCAM ZV-1M2」が120,000円前後、シューティンググリップキット「VLOGCAM ZV-1M2G」が136,000円前後。
↑カラーはブラックとホワイトの2色で展開
↑シューティンググリップキット「VLOGCAM ZV-1M2G」にはBluetooth対応・三脚機能付シューティンググリップ「GP-VPT2BT」を同梱
「VLOGCAM ZV-1 II」は、Vlog（ブイログ）など動画撮影を楽しめる「VLOGCAM」シリーズの新製品。
新たに開発した「ZEISS Vario-Sonnar T* 18-50mm F1.8-4ズームレンズ」により、美しいぼけ表現とともに、複数人の自撮りや背景を広く取り入れた撮影が可能なうえ、有効約2,010万画素の1.0型積層型イメージセンサー「Exmor RS」を採用しているので、暗所から明るい場所まで高感度と高い解像性能を実現。
さらに、AF/AE追従最高約24コマ/秒で連続撮影ができるので、ペットなどの撮影にも適しているという。
↑ワイドアングル撮影イメージ
また、映画のワンシーンのような印象的な映像表現を一括で設定できる「シネマティックVlog設定」機能を搭載し、例えば、横長のシネマスコープアスペクト（2.35：5）を適用し、意図した表現やシーンに合わせてLook（ルック）やMood（ムード）を使って誰でも映画のような映像表現が可能。
複数人顔認識機能も備えており、グループショットでは、認識した複数人の顔がくっきりするように、カメラが自動でぼけ量を調整する。
4K30pに対応する動画性能を有するほか、なめらかな映像を捉えられる最大5倍スローモーション撮影に加え、最大60倍のスピード感ある映像が撮れるクイックモーション撮影にも対応。VLOGCAMシリーズで好評の「商品レビューモード」と「背景ぼけ切り替え」も引き続き搭載する。
音声面では、主役の声をクリアに録音できるインテリジェント3カプセルマイクを搭載。オート時にはカメラが人物の顔を認識して自動で内蔵マイクの指向性を切り替える（前方または全方位）。
自撮り撮影のときは[前方]、街の様子などを話しながら撮影する場合は[後方]など、撮影シーンに合わせマニュアル設定も可能だ。
そのほか、直感的なタッチ操作ができるバリアングル液晶モニターを搭載し、動画専用の電子式手ブレ補正機能「アクティブモード」も利用可能。スマホアプリ「Creators’ App」にも対応し、リモートでのカメラ操作に加えて、スマートフォンの画面がOFFでもカメラからモバイル機器への映像転送ができる。
↑スマートフォンへの画像転送イメージ
本体サイズは約幅105.5×高さ60.0×奥行46.7mm、重量は約292g（バッテリーとメモリカードを含む）。付属品はウインドスクリーン、ウインドスクリーンアダプター、リチャージャブルバッテリーパック「NP-BX1」（ZV-1M2には1個、ZV-1M2Gには2個同梱）、シューティンググリップ「GP-VPT2BT」（ZV-1M2Gにのみ同梱）。
製品情報
https://www.sony.jp/vlogcam/products/ZV-1M2/
構成／立原尚子
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