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DJIが適用性、安全性、効率性を追求した業務用ドローンのフラッグシップモデル「Matrice 350 RTK」を発売

2023.06.01

DJIは、業務用ドローンのフラッグシップモデル「Matrice 350 RTK」を発表した。製品の出荷は、2023年5月下旬より開始。機体本体の参考価格は約100万円(バッテリーと充電器は含まず)。

「Matrice 350 RTK」は、刷新された映像伝送システム、より効率的なバッテリーシステム、 ペイロードによる幅広い拡張性などの特徴を備えた、同社業務用ドローンのフラッグシップモデル。

適用性、安全性、効率性が向上しており、公共安全、エネルギー、マッピング、インフラ、林業など、さまざまな用途に活用することができる。

パワフルな性能

最大飛行時間55分を実現するとともに、最大2.7 kgのペイロードを搭載することが可能。また、DJI O3 Enterprise伝送システムを採用しており、3つのチャンネルを使用して1080p HDライブ動画を伝送。さらに、最大伝送距離は20km(日本国内は8km)を実現している。

また、機体と送信機ともに4アンテナ送受信システムを搭載しており、送信時は4つのアンテナから通信状態が最適な2つのアンテナを自動選択して送信し、受信時は4つのアンテナを使用して受信。これにより、耐干渉性が大幅に向上し、さらに安定した伝送が実現する。

進化した飛行安全性

通常、業務用ドローンや捜索救助用ドローンを使用するミッションでは飛行条件が良好になるのを待つ時間的余裕がない。そのため、M350 RTKでは、保護等級が前モデルのIP45からIP55に向上。FPVカメラもさらなる進化を遂げ、よりわかりやすいナビゲーションにより、安全な夜間飛行が可能となった。

また、新たにアームロック検知機能を搭載し、アームスリーブがロック解除状態で飛行を開始してしまうリスクを回避することが可能。

さらに、6方向デュアルビジョンシステムと赤外線検知システムにより、6方向への検知、測位、障害物検知を可能にし、飛行中、機体を包括的に保護する。

飛行安全性をさらに高めたい場合は、オプション品のCSMレーダーをドローン上部に取り付けることで、水平方向360°で最大30mの範囲で認識しにくい障害物を検知することが可能に。

そのほか、機体とセンサーシステムの両方に冗長設計を採用し、厳しい環境でもより安定した制御で業務を遂行することができるのも特徴だ。

効率性の向上

標準で同梱する送信機DJI RC Plusは、7インチ高輝度画面を搭載し、デュアル制御モードに対応。標準WB37外部バッテリーを使用すれば、最大6時間の駆動時間を実現する。

また、保護等級IP54の防塵性・防水性を備え、動作環境温度は-20℃〜50℃を実現。さらに、送信機の前面、背面、上部にはボタンやダイヤルを複数配置し、ユーザーの好みに合わせてボタン機能をカスタムすることが可能。

もちろん、DJI Pilot 2アプリもインストールされており、ドローン操作やプロジェクト管理に必要な様々なオプションを提供する。

飛行コストの低減

Matrice 350 RTKに採用しているTB65バッテリーは、充電サイクル回数が最大400回(前モデル比100%増)となり、1回の飛行にかかるコストを低減する。さらに、デュアルバッテリーシステムを採用し、バッテリーのホットスワップに対応しているため、電源を切らずに素早くバッテリーを交換することができる。

新登場のBS65インテリジェントバッテリーステーションは、バッテリーの充電、保管、輸送の全てに使用することが可能。複数の充電モードも搭載し、状況にあったオプションを選択できる。

また、バッテリーステーションがDJI RC Plusに接続しているときは、DJI Pilot 2アプリはバッテリーステータスとバッテリー状態情報を表示する。このほか、自己放電日数の設定、ファームウェア更新、ログのエクスポート、ほかのクイック操作へのアクセスが、タップ操作だけで簡単に行なえるのも特徴だ。

パワフルなペイロード

シングル下方ジンバル、デュアル下方ジンバル、シングル上方ジンバルといったペイロード装着方法に対応し、E-Portオープンインターフェースを搭載。最大積載量は2.7kgで、機体は最大3つのペイロード(別売)を同時に積載できる。

スマートなオペレーション

ほかのDJI Enterpriseドローン同様、業務中のエンドユーザーの安全を確保し、作業を円滑化するために設計されており、ウェイポイント、マッピング、オブリーク、飛行帯ミッション、地形フォロー、スマートオブリーク、ピンポイント、ライブミッション記録、AIスポット点検など、豊富なインテリジェント機能を使用して、空撮プラットフォームを最大限に活用することができる。

拡張可能なエコシステム

DJI SDKとAPIエコシステムを利用することで、オペレーターは、使用しているMatrice 350 RTKをより最大限に活用することができる。

製品情報
https://enterprise.dji.com/jp/matrice-350-rtk

構成/立原尚子

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