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洗練されたホンダ「ZR-V」か?走りの三菱「エクリプス クロスPHEV」か?走行性能とスタイルにこだわったミドルSUV対決

2023.06.20

国産車も輸入車もコンパクトSUVやミドルSUVに注力しているメーカーは多い。だが、効率の良いエンジンと走りを両立させたモデルは意外と少ない。今回は編集部が今、最も注目している2台をピックアップ。それぞれの違いを確かめてみた。

ホンダ『ZR-V』vs 三菱『エクリプス クロスPHEV』

洗練された『ZR-V』と走りの『エクリプス クロスPHEV』、あなたの好みはどっち?

電気自動車(EV)に興味はあるが、なかなか購入まで踏み切れない。でも、それに近いEV系のクルマには乗ってみたい。今、ガソリン車やディーゼルエンジン車に乗っている人で、こう考えている人が増えているようで、実は今回紹介する2台もユーザーの大半がEV系の初心者だという。ホンダ『ZR-V』は今年4月から発売が始まったばかりの新感覚SUV。同社の新しいデザインとパワーユニットを採り入れた意欲作だ。

パワーユニットは、新開発の直噴2Lガソリンと2モーター内蔵型電気式CVTのスポーツe:HEVを同社のSUVに初めて搭載した。184PS、315NmのモーターによるEV走行、2Lエンジンの発電でモーターを動かすハイブリッドに加え、高速走行時はエンジンの力だけで走り燃費を稼ぐというホンダ独自の機構が特徴だ。

実際に走行中にエンジンが始動しても、わずかに音が聞こえるだけ。動力性能も0→100km/hの加速も8秒台なので、スポーツSUVといえるレベルの高い走りを楽しめる。スポーツ/ノーマル/エコ/スノーという4つのドライブモードもメリハリが効いていた。実走燃費は14~18km/Lで、カタログ燃費の21.5km/Lには及ばなかった。

一方の三菱『エクリプス クロスPHEV』は2020年12月にデビューし、2022年11月に一部改良をはたした。三菱のPHEVと言えば、『アウトランダー』で培ってきた実績もあり、細かい改良が進んでいた。2.4Lガソリンエンジンは走行中に始動しても音も振動も抑えられている。

ちなみに『エクリプス クロスPHEV』のEVモードでの航続距離は、カタログ値では57.3kmだが、SAVEモードやパドルレバーで回生量調節もできるので、走行条件によってEV走行をコントロールできるのが特徴。回生量調節や充電機能を生かしながら走るのもPHEVを操る楽しみのひとつだ。

もうひとつのこのクルマ楽しみがドライブモードにある。三菱といえば、かつて世界ラリー選手権で活躍していたメーカーだが、その名残なのか、このクルマのドライブモードにはターマック(舗装路)やグラベル(砂利道)とラリー用語が使われているのだ。

洗練された『ZR-V』と走りの『エクリプス クロスPHEV』、あなたの好みはどっち?

美しいデザインと力強さを追求したSUV

ホンダ『ZR-V』

Specification
■全長×全幅×全高:4570×1840×1620mm
■ホイールベース:2655mm
■車両重量:1630kg
■排気量:1993cc
■エンジン形式:直列4気筒DOHCガソリン+交流同期モーター
■最高出力:141PS/6000rpm+184PS
■最大トルク:182Nm/4500rpm+315Nm
■変速機:電気式無段
■燃費:21.5km/L(WLTCモード)
■車両本体価格:411万9500円
 ※「e:HEV Z 4WD」

ホンダ『ZR-V』

楕円形をモチーフにした新しいホンダデザインのフロントマスク。上下の薄いライト類はフルLEDタイプを採用。グリルの垂直バーはツヤ消し仕様でメッキ類は使われていない。

ホンダ『ZR-V』

サイドも楕円形をモチーフにしたデザイン。そのためかホイールベース、全高ともに『エクリプス クロス』より大きく見えるがホイールベースで15mm、全高で65mmも『ZR-V』が短くて低い。

ホンダ『ZR-V』

下部にボリューム感を持たせたリアビュー。リアのコンビネーションランプはフロントのヘッドライトまわりとイメージを統一。ビルトインタイプのマフラーは「Z」グレード専用。

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