ファーウェイ・ジャパンは、アクティブノイズキャンセリングに対応したインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 5」を発売した。ファーウェイ公式サイトの通常価格は21,800円。カラーはシルバーフロストとセラミックホワイトの2色を用意する。
「HUAWEI FreeBuds 5」は、水滴など自然の中にあるものの美しさから着想を得て生まれたという、すべて曲線で構成されたデザインを採用したインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン。
数万回にもおよぶシミュレーションを経てたどり着いたというこのデザインは、美しい見た目だけでなく、耳にぴたりとなじむ快適な装着感も実現。しかも、開放的なインナーイヤー型を採用しているため、着用時の圧迫感も少なく、付属のイヤーチップを使えばフィット感の調整も可能だ。
機能面での最大の注目ポイントは、半開放型ながらアクティブノイズキャンセリングに対応しているところ。トリプルマイクにより、周囲の雑音だけでなく外耳道内のノイズもしっかりと認知するうえ、独自技術のアダプティブイヤーマッチングテクノロジー(AEM)により、外耳道の構造、装着状態、環境音などを自動検知し、状態に合わせた最適なノイズキャンセリングを施すことができるという。
また、ノイズキャンセリングのモードは騒音レベルに合わせて自動で変更されるため、騒がしい場所でも、静かな場所でも、シーンに合わせてシームレスに最適なノイズキャンセリングモードを使用できるのも嬉しいポイントだ。
さらに、通話性能では、トリプルマイクと独自技術のディープニューラルネットワーク(DNN)アルゴリズムが相互に作用。通話時の声を強調しつつ周囲の騒音を低減することで、騒がしい環境でも通話相手に自然でクリアな音声を届けることができるという。
音質面では、新設計の11mm径のマグネットダイナミックドライバーユニットを採用し、再生周波数帯域は16Hz~40kHzに対応。コーデックはSBC、AACのほか、LDACもサポートし、ハイレゾ認証も取得している。
このほか、「HUAWEI AI Lifeアプリ」と連携することで、好みに合わせてイコライザーモードを調整することも可能。デフォルト/低音強調/高音強調/音声の4つのモードを選択できるほか、10段階のカスタマイズEQを設定することもできる。
イヤホン単体のサイズは約高さ32.4×幅17.6×奥行22.8mm、重量は約5.4g。充電ケースのサイズは約長さ66.6×幅50.1×奥行27.3mm、重さは約45g。防塵・防水性能はIP54相当(イヤホンのみ)。
連続音楽再生時間はイヤホン単体で最大5時間、充電ケースとの併用時で最大30時間(ともにANCオフ時)。イヤホンの充電時間は約20分で、5分間の充電で約2時間の連続音楽再生が可能な超急速充電にも対応する。
製品情報
https://consumer.huawei.com/jp/audio/freebuds5/
構成/立原尚子