スマートフォンよりも大画面で、動画視聴や電子書籍の閲覧、PDFファイルの確認といった、多様な使い道のあるタブレット。アップルのiPadシリーズが代表的ではありますが、近年はサムスンやオッポ、シャオミといったスマートフォンメーカーの製品も日本で発売されており、盛り上がりを見せています。
タブレットの中でもおすすめなのが、SIMカードやeSIMの登録に対応し、Wi-Fi環境がなくてもデータ通信が行えるモデル。移動中や出先のカフェといったシーンでも活躍できます。
一方で、スマートフォンには重要な機能、〝通話〟があります。タブレットではキャリア回線の通話機能を利用できないモデルが通常です。しかし、以前よりも電話を使う機会が減っているため、SNSなどの通話機能でも充分に事が足りる……そんな人も多いのではないでしょうか? タブレットでも、イヤホンを接続して使えば会話はスムーズ。そうなると、屋外でも使えるタブレットは非常に便利です。
そこで、データ通信に対応するタブレットを5モデル、厳選してご紹介します。
目次
デザインを刷新した人気タブレットの標準モデル【iPad(第10世代)】
タブレットの代名詞ともいえるiPadシリーズの標準モデルは、2022年に第10世代が発売されています。第9世代まで搭載されていたホームボタンを廃止し、フルビューディスプレイになったほか、充電端子もUSB Type-Cとなったことで、使い勝手が向上しているのが特徴です。
ディスプレイサイズは10.9インチ、本体サイズは248.6mm×179.5mm×7mm。Wi-Fi+Cellularモデルの質量は481gです。ディスプレイ解像度は2360×1640で、Apple Pencil(第1世代)での操作にも対応しています。
搭載CPUはA14 Bionicで、ストレージは64GBと256GBの2モデル。Wi-Fi+Cellularモデルは、Apple Storeで9万2800円(64GB)、11万6800円(256GB)で販売されているほか、ドコモ、au、ソフトバンクでも取り扱われており、SIMカードとeSIMの両方に対応しています。
【参照】アップル/iPad(第10世代)
コンパクト×高性能なSIMカード対応タブレット【iPad mini(第6世代)】
iPadシリーズの中で最もコンパクトなサイズで、携帯性に優れたiPad mini(第6世代)も、SIMカードとeSIMの両方に対応しています。
ディスプレイは8.3インチ、本体質量は297g(Wi-Fi+Cellularモデル)で、本体サイズも195.4mm×134.8mm×6.3mmとコンパクトなのに加え、本体側面に磁石で取り付けられるApple Pencil(第2世代)にも対応しているため、電車移動中などにも快適に使用できます。
搭載CPUはA15 Bionicで、ストレージは64GB、256GBの2モデル展開。Wi-Fi+CellularモデルのApple Storeでの販売価格は、64GBモデルが10万2800円、256GBモデルが12万6800円となります。
SIMカード対応Androidタブレットが4万円切り!【Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)】
PC製品が有名なレノボのAndroidタブレット「Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)」は、公式サイトでの販売価格が3万8800円(Wi-Fi/LTEモデル)と比較的安価に入手できるため、タブレット初心者にもおすすめの製品です。
搭載CPUはSnapdragon 680、メモリ4GB、ストレージ64GBと、構成はミドルレンジ相当。ディスプレイは10.61インチで、2000×1200の高解像度IPS液晶を採用しています。
安価なタブレットながら、ドルビーアトモスに対応したスピーカー性能や、電子書籍の閲覧時に、目に優しい表示ができるリーディングモードなど、エンタメコンテンツを長時間楽しめる性能、機能が豊富に搭載されているのが魅力です。