趣味のための支出 「お金を使っている」人は7割、「お金を使っていない」人は3割
趣味のための支出について質問した。
まず、趣味のためにお金を使っているか聞いたところ、「使っている」は69.2%、「使っていない」は30.8%となった。大半が趣味のために支出する一方で、3割は趣味にお金を使わないという実状が明らかとなった。物価上昇や収入減少といった厳しい経済事情を背景とした、先行き不安や節約志向の高まりがその一因ではないだろうか。
男女別にみると、趣味のためにお金を使っていない人の割合は、女性では36.1%と、男性(25.5%)と比べて10.6ポイント高くなった。
趣味のためにお金を使っている人(1,384名)に、趣味のために使っているお金はひと月あたりどのくらいかを聞いたところ、「10,000円~20,000円未満」(32.1%)に最も多くの回答が集まったほか、「5,000円~10,000円未満」(17.6%)や「20,000円~30,000円未満」(15.9%)にも回答が集まり、平均は20,621円だった。
男女別にみると、平均は男性では25,253円と、女性(15,221円)と比べて10,032円高くなった。
最もお金をかけている“推し活”の費用は?
“推し活”について質問した。“推し活”とは、自分にとってイチオシのアイドルや有名人、キャラクターなどを応援する活動のことをいう。
まず、推し活として行っていることがあるか聞いたところ、「ある」は14.3%、「ない」は85.7%となった。“推し活”をしている人は少なくないようだ。
男女別にみると、推し活として行っていることがある人の割合は、女性では18.5%と、男性(10.2%)と比べて8.3ポイント高くなった。
では、推し活にどのくらいお金をかけているのだろうか。
推し活として行っていることがある人に、最もお金をかけている推し活と、その推し活に一年間にかけている金額を聞いたところ、かけている金額の平均は、「観劇をする」(平均189,375円)、「スポーツ観戦をする」(平均157,244円)、「アイドルを応援する」(平均115,273円)、「コンサート・ライブに行く」(平均101,747円)、「グッズを買う」(平均97,375円)、「ミュージシャンを応援する」(平均21,467円)と続いた。
出典元:PGF生命調べ
構成/こじへい