「買い物では現金決済よりキャッシュレス決済が多い」人は約8割、キャッシュレス派は増加傾向
買い物では現金決済よりキャッシュレス決済をすることが多いかを聞いたところ、「あてはまる」は78.8%となった。
過去の調査結果と比較すると、「あてはまる」と回答した人の割合は、2021年68.0%→2022年70.8%→2023年78.8%と2年連続で上昇した。キャッシュレス決済の利便性を実感し、キャッシュレス決済を普段使いするようになった人が増えているのではないだろうか。
スマホの利用に関して、お金の管理をアプリ(銀行アプリ、家計簿アプリなど)で行いたいかを聞いたところ、「あてはまる」は38.6%となった。
昨年の調査結果と比較すると、「あてはまる」と回答した人の割合は、2022年30.5%→2023年38.6%と8.1ポイント上昇した。
「日常生活ではテレビよりスマホが欠かせない」人は6割半
また、日常生活ではテレビよりスマホが欠かせないかを聞いたところ、「あてはまる」は65.4%となった。
昨年の調査結果と比較すると、「あてはまる」と回答した人の割合は、2022年52.2%→2023年65.4%と13.2ポイントの大幅上昇となった。「テレビよりスマホ」と位置付ける人が大半を占める結果となった。
さらに、AI(人工知能)を活用した資産運用サービス(資産配分や金融商品の選定などを自動で行ってくれるサービス。ロボアドバイザーなど)を利用したいかを聞いたところ、「あてはまる」は26.3%となった。
昨年の調査結果と比較すると、「あてはまる」と回答した人の割合は、2022年23.3%→2023年26.3%と3.0ポイント上昇した。
最近の物価上昇への対策として行っていること、1位は「節約する」
身の周りで値上げが相次ぐなか、どのような物価上昇対策を行っている人が多いのだろうか。
最近の物価上昇への対策として行っていることを聞いたところ、1位「節約する」、2位「買い物を控える・減らす」、3位「無駄な物を買わない」、4位「光熱費を節約する」、5位「食費を抑える」となった。物価上昇による家計への負担を和らげるため、節約や節制に努めている人が多いようだ。
男女別にみると、男性・女性とも1位は「節約する」で、男性では2位「光熱費を節約する」、3位「買い物を控える・減らす」、4位「無駄な物を買わない」、5位「投資・資産運用をする」、女性では2位「無駄な物を買わない」、3位「買い物を控える・減らす」、4位「光熱費を節約する」、5位「食費を抑える」となった。