クラファンで話題になったファーウェイのイヤホン内蔵スマートウォッチ「WATCH Buds」が正式発売

ファーウェイ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホンを内蔵したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」の正式販売を開始した。直販価格は71,280円。

「HUAWEI WATCH Buds」は、本年3月にクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行販売を実施していた製品。ケース外側にあるボタンを軽く押すと、ディスプレイ部分がパカッと開き、そのなかに完全ワイヤレスイヤホンを収納できるというユニークな仕様で、大きな注目を集めたのは記憶に新しいところだ。

ただユニークなだけでなく、使いやすさにこだわっており、イヤホンはマグネット吸着式なので、スムーズに出し入れすることが可能。また、左右のイヤホンが同じ形で、装着状態を自動で判別する「アダプティブ・イヤーマッチング・テクノロジー（AEM EQ）」も採用しているので、左右を気にせず使うことができる。

さらに、4つのマグネットと平面振動板ドライバーにより、幅広い音域で高い解像度を実現。アクティブノイズキャンセリング機能やAIによる通話時のノイズリダクション機能も搭載する。

このほか、イヤホン本体だけでなく、耳介や耳の前の部分に触れるだけでタッチ操作することができるのも本製品の大きな特徴のひとつ。

ダブルタップで電話に出る・切る、音楽を再生する・一時停止、トリプルタップでノイズキャンセリング機能のオン・オフが可能で、これらのジェスチャー操作の割り当ては「HUAWEI Healthアプリ」でカスタマイズすることができる。

もちろん、スマートウォッチの機能も充実しており、睡眠モニタリングや心拍数モニタリング、ストレスモニタリング、血中酸素レベル測定といったヘルスケア機能を利用することが可能。

サイクリング、縄跳び、エリプティカルマシンなどを含む80以上のワークアウトモードにも対応し、「HUAWEI Healthアプリ」からパーソナライズされたランニングプランを作成することもできる。

サイズはウォッチが47×47.5×14.99mm、イヤホンが21.8×10.3×10.3mm。重量はウォッチが約66.5g（ベルト含まず）、イヤホン単体が約4g（Mサイズのイヤーチップを含む）。

スマートウォッチのバッテリー持続時間は通常使用で約3日間。イヤホン単体のバッテリー持続時間はANCオン時で音楽再生4時間/通話2.5時間。ANCオフ時で音楽再生約3時間/通話約2時間となる。

製品情報
https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-buds/

構成／立原尚子