ダイソンは、新しいヘアケア家電「Dyson Airstrait ヘアストレートナー」をニューヨークにて発表した。
「Dyson Airstrait ヘアストレートナー」は、髪の強さや健康的な質感を保ちながら、自然で動きのあるストレートヘアを実現するヘアケア家電。
ホットプレートを使わず、風の力で髪が濡れた状態からドライとストレートを同時に行なうことができる製品で、ストレートアイロンのような使いやすさはそのままに、時間をかけずに、髪の強度を保ちながら自然なストレートヘアに仕上げることができるという。
そんな、「Dyson Airstrait ヘアストレートナー」に搭載されているモーターは、ダイソンのヘアケア技術の中核をなす「Dyson Hyperdymiumモーター」だ。
この小型・軽量でパワフルなモーターが、濡れた髪からドライヤーとストレートを同時に行なうのに必要な風量を発生させる。具体的には、3枚羽根のインペラーが最高106,000rpmで回転し、1秒間に11.9リットル以上の空気を送り込むことで、最大3.5キロパスカルの風圧が発生。
これにより、髪を乾かしながらストレートにすることが可能となったのだ。
また、パワフルな風をコントロールするため、本体のアームに沿って、1.5mmの開口部をふたつ搭載。この開口部から気流を加速させることで、高速の気流が下方向に発生。
そして、45度の角度から噴射し、1つの噴射口へと収束することで、風をコントロールする。このコントロールされた風によって、なめらかでツヤのあるストレートヘアに仕上がるという。
さらに、ダイソンのほかのヘアケア製品同様、インテリジェント・ヒートコントロールも搭載。ガラスビーズのサーミスタが1秒間に30回、気流の温度を測定し、熱によるダメージを防ぎ、髪の自然な輝きを保護する。
なお、モードは、「ウェットモード」と「ドライモード」に加えて、スタイルを固定する「冷風モード」も搭載。風温は、「ウェットモード」では80度、110度、140度の3つから選べ、「ドライモード」では120度、140度、または「ブーストモード」から選択することが可能。
風量調節では、低風量と高風量の2つのスピード設定に加え、コールドショットと根元ドライモードが用意されている。
「Dyson Airstraitヘアストレートナー」の日本での発売については現在のところ未定。製品仕様は変更になる場合があるとしている。
構成/立原尚子