若者のお酒離れが進んでいる昨今、社会人となったZ世代は飲酒に関してどのような思いを抱いているのだろうか。
BIGLOBEは、社会を前進させる情報発信を行うオウンドメディア「あしたメディア by BIGLOBE」にて、全国の20歳から29歳までの若年層の男女500人と、比較対象として全国の30歳から69歳の男女400人の合計900人に「若年層の飲酒に関する調査」を実施、結果を発表した。
日常的にお酒は飲みたくないが、上司との飲み会にはできるだけ行きたい!Z世代が抱く飲酒の価値観
全国の20歳から29歳までの若年層の男女500人と、比較対象として全国の30歳から69歳の男女400人に、飲酒に関して複数の質問をした。
「飲酒に対する気持ち」を聞くと、20~24歳のZ世代(飲酒に関する設問のため18、19歳は除く)では「特別な時のみお酒を飲みたい」(34.8%)が最も多く、「お酒を飲みたくない」(29.6%)、「あまりお酒を飲みたくない」(18%)、そして「日常的にお酒を飲みたい」(17.6%)という人は2割弱と最も少ない結果に。「日常的にお酒をのみたくない」というZ世代は8割強にのぼっている。
30~60代では、「日常的にお酒を飲みたい」(36.8%)と回答した割合が高く、若い世代ほど「日常的にお酒を飲みたい」という人は少なかった。
「飲酒の頻度」については、20~24歳のZ世代(飲酒に関する設問のため18、19歳は除く)では「ほぼ毎日」(4%)、「週2~3回程度」(10%)、「週1回程度」(16.4%)をあわせ飲酒の頻度が「週1回以上」という人は約3割という結果に。
25歳~29歳も「ほぼ毎日」(7.2%)、「週2~3回程度」(11.2%)、「週1回程度」(13.6%)をあわせ約3割。
一方、30~60代では、「ほぼ毎日」(25.8%)、「週2~3回程度」(11.5%)、「週1回程度」(9.8%)をあわせ約5割と20代の若年層と30~60代では飲酒の頻度に差がみられた。
続いて「飲酒へのイメージ」について質問をすると、20~24歳のZ世代(飲酒に関する設問のため18、19歳は除く)では1位「盛り上がる」(32.4%)、2位「必要ない」(27.6%)、3位「特別感が出る」(21.2%)、4位「雰囲気が出る」(19.2%)という結果に。
30~60代と比べ、20~24歳のZ世代では「盛り上がる」「特別感が出る」と回答した人が多かった。一方、「落ち着く」「日常感がある」は20~24歳のZ世代と比べ、30~60代が多い。
最後に仕事関連の飲み会について「上司との飲み会はできるだけ行きたい」「同僚との飲み会はできるだけ行きたい」かを質問した。
「上司との飲み会はできるだけ行きたい」については、20~24歳のZ世代(飲酒に関する設問のため18、19歳は除く)では、「あてはまる」(11.6%)、「ややあてはまる」(29.2%)をあわせ4割が「上司との飲み会はできるだけ行きたい」と回答。25~29歳では約3割、30~60代では約2割と若い世代ほど多い結果となった。
「同僚との飲み会はできるだけ行きたい」については、上司との飲み会より行きたいと回答した割合は多く、20代の若年層で5割弱、30代~60代で約3割であった。
調査概要
調査名:若年層の飲酒に関する意識調査
調査対象:全国の20歳から29歳までの若年層の男女500人と比較対象として全国の30歳から69歳の男女400人の合計900人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年3月24日~3月28日
※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がある。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合も。
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関連情報:https://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2023/05/230517-1
構成/Ara