小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

異母兄弟、異父兄弟による相続を行なう時に注意すべきポイント

2023.06.06

異母兄弟姉妹または異父兄弟姉妹(以下「異母兄弟等」といいます。)が関与する相続には、一般的な相続とは異なるルールが適用される場合があります。

今回は異母兄弟等による相続について、注意すべきポイントをまとめました。

1. 異母兄弟等が関係する相続のパターン

異母兄弟等が関係する相続には、主に以下の2パターンがあります。

①被相続人の子が異母兄弟等である場合
異母兄弟等の間で、亡くなった親の遺産を分け合うパターンです。

②被相続人の異母兄弟等が相続人となる場合
亡くなった人に子や親などがおらず、異母兄弟等が相続権を取得するパターンです。

次の項目から、上記2つのパターンにつき、相続に関して注意すべきポイントを解説します。

2. 被相続人の子が異母兄弟等である場合|相続分は同等、ただし非嫡出子は認知が必要

被相続人の子である異母兄弟等が遺産を相続する場合、異母兄弟等の間では、法定相続分は同等です。

被相続人に配偶者がいれば遺産の半分、配偶者がいなければ遺産のすべてにつき、被相続人の子である異母兄弟等が平等に相続権を有します。

異母兄弟等の中に非嫡出子※がいる場合も、嫡出子※との間に相続分の差はありません。

※非嫡出子:婚姻外で生まれた子
※嫡出子:婚姻関係にある夫婦の間に生まれた子

ただし非嫡出子が父親の遺産を相続するためには、以下のいずれかの手続きにより、父親の認知を受ける必要があります(民法779条)。

①戸籍法に基づく認知届(民法781条1項)
②遺言による認知(同条2項)
③裁判所に対する認知の訴え(民法787条)

※認知の訴えは、父親の死亡日から3年以内に提起しなければなりません。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。