【猫の反応】
ニャンモックが完成すると、すぐに猫がそろりそろりと近づいてきた!
しかし横着してボンドを使用してしまった弊害か、ニオイが気になる様子。かなり訝しげだ。
くんくんと嗅いだ後は少し警戒している。
一度上に乗せてみると、まぁまぁ悪くないといった顔をしてしばらく乗っていたが、その後降りていってしまった…
「手作りニャンモックでくつろぎのひと時を過ごしてくれました」とはいかなくて残念だが、見慣れたころには自分で乗ってリラックスしてくれるだろうと思う。
ちなみに我が家の猫は5.5kg超えと割とビッグサイズなのだが、その猫が乗っても紙管は全くきしまなかった。ジャンプで飛び乗ったり、2匹同時に乗ってしまうとまた話が違うかもしれないが、少々大きめの猫が1匹で寝るくらいなら問題はないようだ。
ただし使い続けるうちに強度は落ちてくると思われるので、猫の安全のためにも定期的にチェックして紙管を新しいものへ交換するのが良いかもしれない。紙管だけなら2本で110円なので、ランニングコストも良い。猫の気まぐれですぐに破壊されても笑顔で修理してあげられるだろう。
ニャンモックのバリエーションとしては以下のようなものもあるので、こちらも併せてチェックしてみてほしい。
■強度アップなニャンモック…脚側にもL字の連結部品を4つ取り付け、短い紙管2本と長い紙管2本を追加で装着する。骨組みが増えるため安定感が増す。
■低めなニャンモック…脚用の紙管を予めノコギリで短くカットしておいてから装着する。歳を取った猫や体の小さい猫にもおすすめ。
■多頭飼い用ニャンモックタワー…今回作った基本のニャンモックを複数連結させ、2階建てや3階建てにする。階段(足場)になる部分にはクラフトラック用の棚板を2枚重ねにすると、強度が増す。
■キャットハウス…紙管&連結部品で箱型を作り、出入り口になる1ヶ所を残して布で覆う。クッションなどを置いてあげれば落ち着くスペースの完成だ。
セリアの紙管を使って猫グッズをDIYしよう
セリアの人気商品である “紙管” を使ったニャンモックの作り方を紹介した。
材料費も安く、思い立ったときに気軽にできるので、猫飼いさんはぜひ試してみてはいかがだろうか。
猫グッズにありがちな「せっかく買ったのに全く使ってくれない」というパターンでも、これならまぁ諦めがつくのでおすすめだ。
※商品を本来の用途以外で使用する場合は自己責任の上、安全には十分に配慮して行ってください
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.