正式な商品名を「クラフトラック」といって、紙管は “紙” でできた円筒形の “管” であることからついた通称だ。一見ラップの芯のようにも見えるが、DIY好きの間では便利な素材として知られている。
そこで今回は、このセリアの紙管を使った猫用ハンモックの作り方を紹介する。100円ショップの材料と家にある道具を使って簡単にDIYできるので、猫を飼っている方はチェックしてみて欲しい。
セリアの紙管はDIY初心者でも扱いやすい人気素材
紙管は、同じくセリアで販売されている連結部品や専用棚板を組み合わせることで手軽にラックが作れる商品だ。
組み立てにドライバーや六角レンチなどの工具は不要。はめ込むだけで特に難しい作業もなくオープンラックが完成する。
似たようなジョイントタイプのラックは他の100円ショップでもいくつか販売されているが、セリアの紙管のメリットはなんといっても紙素材であることだ。メタルやスチールに比べるととても軽く、2本分1セットで110円と手ごろで、そして意外なほど丈夫なのだ。
ダンボールで作られた棚やキャットタワーなどの商品が近年流行っているが、そこそこの耐久性がありつつ不要になった際の処分がしやすいのは紙製ならではの良さだろう。
セリアの紙管はシンプルな作りの分、汎用性も高い。本棚やキッチンラックなどはもちろん、簡易的なサイドテーブルや間仕切り、ベビーゲート(ベビーサークル)など、工夫次第で様々なシーンで活用できる。
なかでも特に人気のDIYアイデアが猫用ハンモック、別名「ニャンモック」だ。SNSやブログを検索すると手作りニャンモックをはじめ、キャットハウスやキャットタワーなどセリアの紙管を使って作った猫関連の作品が多数ヒットする。
猫が日常的に使うグッズは汚れやら爪とぎやら破壊行為やらで割とすぐに劣化してしまうことも多いが、100円ショップで作った安価なものなら気にしなくていいのが良い。
注意点としては、紙製ゆえに火や水には強くないこと。屋外や水気のある場所、ストーブの近くなどへの設置は向かないので気をつけてほしい。